のぼうの城 上 (小学館文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 和田竜の作品は、初めて読んだ。
    成田氏の忍城というのは知らなかったし、もちろん、この城をめぐっての攻防も知らなかった。
    そういった意味では、その辺りのことを世の中に知らしめることに成功した作品であろう。

  • 埼玉県民なので、忍城ははじめて登城したお城で、思い入れがある。丸墓山にも行ったな。

    成田氏についての知識は全くなく、忍城の戦いの背景も少ししか知らなかったのだが、当時の(兵力が小さい側の)武士の生き様が力強く描かれているのに、心打たれた。やはり歴史物が好きだと、心から思った。
    とりわけ、長親に続き、皆々が「やるぞ」と、抑えていた戦欲(?)のようなものを曝け出す場面が印象深かった。また、これまでは全く考えたことがなかったのだが、強者に降ることがどれほど無念なことなのか考えさせられた。

    本作を通し、自分の歴史観が深まったような気がする。引き続き下巻も読み進めたい。

  • 長親の不思議な感じが面白い。

  • 結構前に読んだ作品なので思い出しながらの感想です。
    ※上下巻の感想まとめてます。

    和田先生の本は読みやすくていいですね。
    サクッとよめて、面白いです。

    まあまあ戦国好きだったのですが、成田長親なんて武将は当時全然知らなかったですね〜
    これで有名になったと言っても過言じゃないのでは?

    この作品の主人公は平凡かつ優しいお人なんですが、意外と漢気あってしかも策士な一面もあるんですよね。
    でもやっぱり優しい人なんですよ笑

    気軽に読めるのでちょっと本読みたいなーって人におすすめです。



  • 感想は下巻に。

  • 182 強者の侮辱にへつらい顔で臨むなら、その者はすでに男ではない。

    いやなものはいやなのだ。

    長親の真っ直ぐな性格の良さに、勇気をもらいました。明日から頑張れる気になれます!!人間としてのプライド、尊厳を大切にしなければと、再認識しました。

  • 豊臣秀吉の北条討伐。
    舞台は北条氏の領土 武州忍城。
    主が秀吉に内応し降伏するはずだったが のぼう様 こと成田長親が石田三成からの使者に応えた。
    「戦いをする」と。
    赤子のように無力だけど皆に愛される長親と三成の戦が始まる❗️

  • 「のぼうの城」(和田竜)[電子書籍版]を読んだ。何回読んでも面白い。和田竜さんの作品はこれまでに三作品読んだけど全てが素晴らしいですね。
    今度「忍城址」に行きます。
    なのであらためて読んでおこうかなと思ったのである。

  • 少年漫画のような展開が◎。まだ上巻ではわからないが、でくのぼうのぼんくら城主成田長親の真価はいかに。

  • 読書をするきっかけ
    大河ドラマを見るきっかけ
    歴史をググるきっかけ
    になった…作品です。
    読みやすく、引き込まれました。

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