理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 限界シリーズ (講談社現代新書) [Kindle]

著者 : 高橋昌一郎
  • 講談社 (2008年6月20日発売)
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理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性 限界シリーズ (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

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  •  理性の限界というタイトルだが、理性というより合理主義とか論理の限界と言った方が妥当だと感じた。理性というと人間の特性のひとつで、感性の反対というイメージだが、ここで語られているのはそういうことではなく、哲学のテーマだ。

     サブタイトルはそれぞれ、アロウの不可能性(選挙制度に関する限界)、ハイゼンベルクの不確定性原理(物理現象に関する限界)、ゲーデルの不完全性定理(数学や論理学の限界)を示す。それぞれ個別にある程度知ってはいたが詳しく説明できるほどではなく、改めて興味深くその解説を読んだ。

     様々な主張を代表する誇張されたキャラクターが議論する形式で書かれている。たまに極端な主張のキャラクターが唐突に口を挟んでくるなど、気の利いたジョークも交えて知的な会話劇を見ているようで面白かった。

  • 難しい理論をディスカッション形式でわかりやすく解説。
    わかりやすくと言うのは、頑張ればってなんとか理解できるレベルでのわかりやすさ。
    囚人のジレンマなど聞いたことのあることから、だんだん難しくなり最後の部分は私の知性の限界を超えた……
    でも、読めば考えというか知見は確実に広まると思う。
    興味深いってのが適切な表現になると思う。

  • いろんな定理やパラドックスなど出てきましたが、投票方法によって選ばれる候補者が違うという話題に一番の興味を持ちました。ちなみに2000年アメリカの大統領選挙がいい例みたいですね。

  • すこぶる面白かった。
    シンポジウムでテーマについていろいろな参加者が思い思いにしゃべるという形が、扱っているテーマが難しいにも関わらず、すこぶる面白く、大まかな理解がすんなりできた(と思う)。
    著者の分かりやすく伝えたいという試みは成功していると思う。次のも、速攻、購入してしまった。(^^;

  • 人間が理性的であろうとして、合理的に、論理的に考えていけば、いつかはすべての謎が解け、正しい方法や物事がわかるようになる。本書はそれが不可能であることを、「理性の限界」として、哲学、量子力学、論理学といった分野における、多くの人々の思考を紹介することを通して、とてもわかりやすく説明してくれてます。さまざまな立場の参加者による対話形式がユニーク。

    基本的にわかりやすい説明が続くのですが、残念ながら私には最後の不確定性定理、不完全性定理、不可能性定理が、他の項目に比べてストンと腹に落ちず、難しかったです。もともと論理学は苦手だし、。著者の専門分野だからここだけ説明がハイレベルだったのかもしれませんし。

    ところで、こういう本は、途中でわからなくなったら前に戻りながら読みたいものですが、その点Kindleは不便です。電子書籍はとても便利ですが、前にサッと戻って確認できる機能の充実が課題ではないかと思います。

  • 本来かなり難解な内容なのでしょうけど、教科書的に説明するのではなく、
    さまざまな登場人物たちの議論の様子が書かれているせいか、
    とても読みやすく、感じました。

    久々に知的好奇心が刺激されました。
    なんとも心地よいですね。

  • 社会科学の限界(アロウの不可能性定理)と
    科学の限界(ハイゼンベルグの不確定原理)までは
    何とかついていけたが、

    知識の限界(ゲーデル不完全性定理)の章になってから、
    だんだんついていけなくなりました。

    なので、何度も読み返そうと思っています。

    でも理性の限界にいろんな原理があるのだということが分かっただけでも
    この本を読んだ価値がありました。

    知的好奇心をくすぐられて、次の「知性の限界」も読もうと思います。
    その前に、ゲーデルの不完全性定理の再読ですね!

  • 面白かった。最初に出てきた、「投票のパラドックス」民主主義の多数決の不公平さには、度肝を抜かれた。
    選挙の方法は変えなくてならんと思うが、ネット選挙が出来るようになれば、選抜方法も変えやすくなるのではないか。その他、「囚人のジレンマ」や「抜き打ちテストパラドックス」など。
    最後の3章の途中から、数学の話が多くなり、私には理解不能だった。もっと勉強したらまた読みたい。

  • んー・・・それがどうした?
    って感じ。
    ごめんなさい。

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