秋 [Kindle]

著者 :
  • 2012年9月27日発売
3.94
  • (3)
  • (11)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (13ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 姉妹と男の三角関係。同じ男を好きになった姉は妹にその男を譲る。

  • 大正九年三月

  • 姉妹と一人の青年との三角関係の話。
    小説家になりたくて、実際に才能もあった主人公の信子と、同じように文学を志す従兄の俊吉。
    二人は互いに惹かれ合っていたが、信子の妹の照子も、俊吉のことが好きらしい。
    信子は妹のために身を引き、他の男と結婚する。
    結婚生活はそこそこ順調だったが、信子の夫は信子が小説を書くのにいい顔をしなかった。細かいことでも不満が募る。
    そんなある日、信子は俊吉・照子夫婦の家を訪問する。

    妹の照子は、姉が自分のために身を引いたことを知っていて、罪悪感を抱いている。でも俊吉が好きで離れられない。
    俊吉もおそらく、信子が妹のために身を引いたことを知っていて、姉に未練もあったりしそうな感じ。
    主人公である姉も、身を引いておきながら煮え切らず、いつまでも過去を引きずっているけども、妹のため妹のため、と心を押しつぶしている。
    照子は姉に罪悪感を抱きつつも、姉が夫と二人きりになると嫉妬する。
    信子はそんな複雑な心境の妹を見てほくそえんだりする場面もあり……。

    身を引いた女が聖母のような書かれ方をしているのではなく、何というか一切の黒幕というか……。
    照子は姉に複雑な気持ちを抱いていたけど、身を引いてくれたのもあって責められるわけないし、今でいうマウント取ってる形だよなぁと思った。
    これ、女の人が書いてると言われても疑わないわ。

  •  南木佳士の『薬石としての本たち』で、芥川龍之介を批判しながら、『秋』だけは良いとコメント。早速、入手して読んでみた。
     読み進むにつれ、頭の中でいろいろな情景、感情がわき起こる。

  • 信子と照子の描写が細やかで引き込まれる。信子の夫に同情してしまうけふこのごろ。きゅうかなづかいはなれていないとよむのがむずかしいですな。

  • 星四つ

  • バラコアで。

    どれだけ時間があったんだろう。いいところだったなーぁ!

全7件中 1 - 7件を表示

芥川竜之介の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ツイートする