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感想・レビュー・書評
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地獄の中の一本の細い光。
カンダタには蜘蛛の糸がそう見えたと思います。
お釈迦様にとっては気まぐれで、試練を与えたでしょう。
カンダタだけに対する慈悲の心を試す試練だったのかな?って私は思います。
もし、みんなが慈悲の心を示していれば結果は変わっていたのかもしれませんね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何回か読んだような、読んでないような。
改めてちゃんとストーリーを理解。 -
こんなに短かったとは思っていなかった。一つ一つの行動によって、その後の人生が変わる。一つ一つの行動を大切に、良い事をすることが大事だと示している気がする。何が悪で何が善かは、その時々の状況によって変わってくると思うが、その都度善と思う方を選択して行くことがいいのかと思う。
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書き出し
ある日の事でございます。御釈迦様は極楽の蓮池のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。
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利己主義を戒める説話――だけではない。
かんだた視点だと単なる説話に思えるが、釈迦視点を描写することによって、人間の卑小さと俗事に拘泥しない仏の超然さが対照的に浮かび上がる。
この対照を効果的にしているのは首尾同語(同じ文を最初と最後に繰り返すレトリック)だ。
蓮の花の匂いとゆるやかにかわりなく流れる極楽の時間。
この繰り返しによって、単なる説話から文学作品に昇華させているあたり、さすがは芥川。 -
はじめて知ったのは小学校低学年で、NHKの人形劇だったと思う。すごく生々しくて今でも思い出す
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『文豪少年! ~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~』
WOWOW/毎週日曜放送
2021年3月21日から -
昔読んだ記憶がある。
短編でサクッと読める。 -
【読了メモ】え、こんなに短いお話だっけ!と驚くほどのシンプルさ。朝から午(ひる)までのお話。
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地獄で苦しむカンダダのもとへ、天国から一筋の蜘蛛の糸がおりてまいります。
その蜘蛛の糸をのぼり始めたカンダダ・・・・・。
はたしてカンダダは、地獄から天国へ行かれるのでしょうか・・・・・。 -
人間というのは差し迫ると大体犍陀多のように「自分だけを」となってしまう。人間なんてそんなもん、の次の言葉を探すきっかけになります。