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感想・レビュー・書評
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外科室
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一目惚れしていた男女の話。外科室で胸を掻き切って死んだ女と、翌日に自殺した男。分かりやすくて好き!
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台詞がいいな。目の前で起きたことのような描写に引き込まれる。
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トイアンナのぐだぐだ |【保存版】数千冊は読書した私が勧める、あなたの人生を変えるかもしれない30冊 つながり。外科室、のみ読了。衆人環視のもと、麻酔を拒否しても秘めておきたかった想い、最後の最後にメス持つ手を握りしめ、えぐらせ、そして、最後は...命日が一日違いということはそういうことだったのか。残された夫と娘にも想いを馳せてしまう。「そのときの二人が状、あたかも二人の身辺には、天なく、地なく、社会なく、全く人なきがごとくなりし」「語を寄す、天下の宗教家、渠ら二人は罪悪ありて、天に行くことを得ざるべきか」
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泉鏡花の作品 読みにくくWEBの解説が無いと意味が理解できなかった。
「高峰」医師が「貴船伯爵夫人」の手術を担当するが、
夫人が秘密を抱えているので麻酔を拒否し、麻酔なしで手術を行う短編小説。奇跡のような出会いであるがハッピーエンドが好きな自分にとっては読み込みたくない作品。 -
短い文章ながら、静かに深く想う気持ちが伝わる。
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明治の耽美なプラトニックラブ話。昔の外科(手術)室は家族もいるのに、そこで繰り広げられる2人だけの世界は一読の価値有。短いので。昔の文章なので読み慣れている人でないと少々読み辛い。