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感想・レビュー・書評
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チェロ奏者のゴーシュの成長を描く。
短いのですぐ読める。
ゴーシュは楽長に、音に表情が無いと叱責される。
自宅で練習に明け暮れる中で、毎晩動物たちが訪ねてきてはゴーシュの演奏と時間を共にする。
その数日間で感性が磨かれ、本番の舞台で活躍する。
最後のセリフは完全自己完結。そりゃゴーシュ個人は終わり良ければ全て良しで、物思いにふけって出たセリフだろうが、ネコやカッコウにした仕打ちは無かったことにはならないぞ(笑)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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おはようございます♪
セロ弾きのゴーシュ、知っているつもりでも読んだことはなくて、動物が出てきたことだけ覚えています。
たまには読んでみよ...おはようございます♪
セロ弾きのゴーシュ、知っているつもりでも読んだことはなくて、動物が出てきたことだけ覚えています。
たまには読んでみようかなとは思うのですが・・・・
ただいま神様当番、また、お爺さんが出てきました。
にしゃ~あっ、と笑います!
(# ̄~ ̄)2021/11/28 -
ゆうママさん、いつもコメントありがとう!嬉しいです。動物いっぱい出てきましたよ。たまに読むとアクセントがあっていいね。今度試してください。青...ゆうママさん、いつもコメントありがとう!嬉しいです。動物いっぱい出てきましたよ。たまに読むとアクセントがあっていいね。今度試してください。青空文庫は無料なので!「ただいま神様当番」楽しんでいるね。ニタニタできて良かったね。感想楽しみにしているよん!!2021/11/28
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音楽が関わる作品はやはり好きだな
練習した成果出るのもすごく良い -
青年、楽器、挫折、動物との触れ合い、救い、練習が実る
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動物が一生懸命な事にはっとしました。
そういえば、動物はいつも一生懸命だ。
最初は頑なだったゴーシュも、それに気付いたのかなと思いました。
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いいねえ、なんだかホンワカする。モノの善し悪しの本質はやはり自然に隠れているのかなあ。
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毎晩のゴーシュと動物の掛け合いが面白くて、 夢中になってしまいました!
そしてセロ(チェロ?)を夢中で弾いていましたが、あの時、僕は何事も努力が必要だと言うことを強く感じました。 -
これが生涯で一番最初に読んだ宮沢賢治の作品だったと思う。
子供向けの雑誌に掲載してあったのだ。ひじょうに変わったストーリーだおもった。「インドの虎がり」という音楽はどんなに怖い音楽だろうと印象的だった。
いま、賢治の作品を読んでみると、たいへんビジュアルに情景を描く作家だということが分かる。ゴーシュにいたずらされて、目から火花をちらして駆け回るネコ、食べてやるとおどされて窓ガラスに何度もぶつかりくちばしから血を流すカッコウ。
ゴーシュのいらいらした気持ちが動物たちとあつれきを生む。でもかわいらしいたぬきの子供にこころがほぐれ、おどおどしたねずみのおかあさんが現れたときには、パンをやるなどの優しさが出てくる。
そして、大事なことは珍客だとおもっていた動物たちにじつはゴーシュが助けられ、音楽の技術が飛躍的に状態したことだ。いや、もっといえば彼の人間性がはぐくまれ、人格に深みがでてきたのだ。賢治ワールドを体験するにはおすすめ。