後世への最大遺物 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (36ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 吉原さんよりお勧めいただき、青空文庫版を発見し、即読んでみる。

    固い文章で難しいな。と感じつつも引き込まれて読んでみた。
    過去の作品でありながら、現在も変わらぬ大切なことが書かれていると感じるも、
    ふっと自分の中に落とすところまでは至れなかったので、
    また自分自身が成長した段階で再度向き合いたい一冊。

  • 誰にでも後世のために遺すことができるものがある。それは後世のためを思い、苦難を乗り越え真っ当に生きたという事実である、というような主張がされている。とても共感できは部分も多く、喋り口調だからか、最後まで気持ちよく読むことができた。

    印象に残ってるのは「われわれが死ぬときには 、われわれが生まれたときより 、世の中を少しなりともよくして往こうではないか」という記述。よくある「来た時よりも美しく」という標語と同じだなぁ。

  • 紹介文を読んで。
    箱根山上の湖畔で和やかに、深く熱く語られたであろう講演録。

    ずばり、金、事業、文学、思想を遺すことの偉大さ貴さを語った上で、それでも最大遺物は、人の生きる姿勢、その生涯であるとする。
    インスパイアすることの重要性、それこそが人のつながりであり、社会。そもそもこれがあるからこそ、遺すべき物を考えるのか。

  • 【再読】言わずと知れた名著。キリスト教という枠を超え多くの人、特に若者に読んでもらいたい。後世に何を遺して死んでゆくのか?人生そのものに対する問い。単純であるがそれはとても深い。後世に金を遺す。後世の為に事業を遺す。それはすなわち成功するということ。宗教者らしくない内容だが純粋に大きな視点で人類を愛し、地球を愛する内村氏。
    そしてそれが出来なければ思想を遺す。内村氏の文学への想いが綴られてゆく。源氏物語を指し我々を女らしき意気地なしにした。と批判する箇所は面白い。自分自身を問う時また再読しようと思う。

  • 内村鑑三の一冊。

    「後世へ遺すべき物はお金、事業、思想もあるが
    誰にでもできる最大遺物とは
    勇ましく高尚なる生涯である。」

    が有名な一冊。

    キリスト教では無いけど感じるものはあります。

  • ジーンときた。
    札幌でも学んでいた、内村鑑三先生の講演をそのまま字で起こした作品。クラーク博士も出てくる。

    世に残せばいいもの。
    金、事業、文学。
    そしてその人生。

    この愛する地球に何かしらを残して死ねたらいいですよねという話。
    内村鑑三はこう100年以上あとの日本人をジーンとさせるぐらいなので、たしかに地球にその文学を残しているんですね。

    (講演記録だけど)

  • 大きく3つの側面でいい書籍だと思いました。
    精神性 高尚な精神を持って前向きに生きることを称賛しており、読んでいると確かにそうだなと思わされます。困難に対峙したときにまた読み返したいと思いました。

    時代性 明治時代の日本人の考え方を学ぶことのできるいい資料です。口語で等身大の話し方をしている分、話の節々から近代日本の黎明期の感覚が伝わってくるのが面白いです。

    プレゼン術 話の運び方、例の上げ方が上手いです。ぐいぐい読ませます。現代のプレゼンテーションを見ている気分になりました。

  • 『代表的日本人』で有名な内村鑑三の「後世への最大遺物」の講義録。
    明治の書物とは思えない。現代に通じるものでもあるし、近代日本を作った日本人の息吹も感じるものでもあった。

    最大遺物=生涯で何を遺すか? 。。。すごいテーマだ。
    堅苦しくなりがちな講演テーマであるが、講演会場は時折笑いに包まれている。講演者も参加者も純粋に楽しまれていたのであろう。

    "こういたさねばならぬと思うたことを真面目に実行しよう。"

    以下、抜粋
    後世に遺すものは何もなくとも、われわれに後世の人にこれぞというて覚えられるべきものはなにもなくとも、アノ人はこの世の中に活きているあいだは真面目なる生涯を送った人であるといわれるだけのことを後世の人に遺したいと思います。

    なぜか、胸にすっと入ってくる。よかった。

  • 頭のいい人の講義ってのは楽しいよなぁ、と思わせる内容。
    タイトルと想像してた内容が違った

  • 素晴らしいアジテーション。この時代の知識人はみなこのレベルなのか。

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