夫婦善哉 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (31ページ)

感想・レビュー・書評

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  • えぇ…
    名作なのかもしれないけど、小娘には感動ポイントが分かりませんでした。
    ダメなぼんぼんの内縁の妻になった美女の話じゃないか。ぼんぼんは笑えないダメさ加減。

  • 織田作之助作・だめんずうぉーかー(?)。
    書かれているのは柳吉というひとりの男のダメダメ具合と、それを支える蝶子の生きざま。
    柳吉のダメぶりは作中ずっと一貫している。改善することなんてまるでない。
    読んでいてイラっと来ないのは蝶子が柳吉に振り回されず、強い女であること。
    蝶子なら柳吉がどうなってもやいのやいの言いながら添い遂げてしまうんだろうなという感じ。
    舞台は大阪なんですが、大阪の下町の様子と蝶子の強さがとてもマッチしています。
    いやー見事なまでのだめ男だわ、柳吉www

  • 気がついたら読み終わっていた。どこまでも前向きに支え続ける蝶子がまぶしい。柳吉のとことんダメなマダオ加減も絶妙。剃刀屋や女中奉公に時代を感じたが、読みやすくて読んでいて楽しかった。最後の2人並んだ姿が目の裏から離れない。他の作品も読む。

  • NHKでドラマが始まったので読んでみた。70年以上も前の作品なのになんだかポップ。とてもいい。ドラマもそのポップさをしっかり再現してる。
    だめボンボンの柳吉は食い道楽で、大阪のうまいもんを食べ歩く。題名の「夫婦善哉」も法善寺にあるお店のぜんざいのこと。ぜんざいというのは関東で言うところのお汁粉。ちなみに関東のぜんざいは関西では亀山と言う。ちょっとややこしい。
    ほかにもいろいろなお店が出てくるが、今でも残っているお店も幾つかある。ぼくが行ったことのあるのは、難波の自由軒と日本橋のたこ梅。どちらも情緒があるしとてもうまい。お昼は自由軒のライスカレー、夜はたこ梅で関東煮とたこの甘露煮(もちろんお酒と一緒に)ってのは結構いいルートだと思う。

  • 太宰治と同じ「無頼派」だけど、織田作之助には太宰のようなナルシズムはあまり感じなかった。読み終えると、柳吉に惚れていく蝶子に「理屈じゃないんよ」と言われた気分。会話文だけでなく地の文も関西弁のイントネーションで読める。大阪の街が登場するのはなんだか嬉しい。今年の夏に連ドラ化するらしく、蝶子は尾野真千子だそうです。

  • 話のオチが、ものすごく俗っぽく、言い換えると教訓的ではありません。このようなオチの付け方はこの作者のスタイルなのでしょうか。現代作家で同じようなスタイルの人がいるかどうかずっと考えましたが、どうしても思いつきません。どうしても思いつかないことはよくあることです。

  • いやあ、もう(笑)
    食べ物が美味しそうです。
    活気ある賑やかな文化がすごく伝わってきて楽しかったです。
    先を考えずにがむしゃらにいきる姿が今の私には新鮮でした。
    昔憧れていた人が読んでいたので気になっていましたが、無料で読めてありがたや。気になっていました。

  • 柳吉は、親に勘当されいろんな商売をやっては飽きてしまって遊んでしまうような人物。
    そんな柳吉を蝶子は、負けん気の強い性格で支える。
    大阪道頓堀界隈を舞台にした山あり谷ありの物語は面白いが、終わり方が中途半端で、続きが知りたい気分にさせられた。

  • 良かった。有名なだけある。

  • 星四つ

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著者プロフィール

1913年、大阪市生まれ。38年に処女作『雨』を発表。新聞社に勤務するが、翌年発表した『俗臭』が芥川候補、さらに『夫婦善哉』が改造車の文藝推薦作品になったのを機に本格的作家生活に入る。新戯作派(無頼派)の一人として活躍した。48年没。

「2016年 『天衣無縫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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