山月記 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (8ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 家庭用のエアロバイクをしながら読了^^(ipad for kindle) 山月記、先入観なくよんだ。こういう話だとは思わなかったので驚いた。(もっと文学している小難しい話を想像)これ傑作!自分みたいな幻想、怪奇の好きな人は必読です。自分の中の獣はなんだろうと思わずにいられない。岩の上、月に照らされた、虎の姿が目に浮かびます。哀愁ただようラストシーン。好き!

  • 李徴ヨリノケイショウヲキク

    曰く、
    「今思えば、全く、己は、己の有もっていた僅わずかばかりの才能を空費して了った訳だ。人生は何事をも為なさぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄ろうしながら、事実は、才能の不足を暴露ばくろするかも知れないとの卑怯ひきょうな危惧きぐと、刻苦を厭いとう怠惰とが己の凡すべてだったのだ。己よりも遥かに乏しい才能でありながら、それを専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者が幾らでもいるのだ。」

  • 夜眠つけず、布団の中、kindleで読む。

  • 再読。高校生以来2度目。自分で気づいていなかったが希望に満ちていたあの頃から数十年が経過した今、従来の姿を失おうとしているまさに李徴と同じ境遇にある自分に気がつきました。悔いることばかりです。

  • 殆どの方が学生時代に読んだ事がある本ですね。再読すると、、李徴みたいな方って実世界にも多分いると思うんですよね…。良し悪しは別として。考えさせられる内容だなと思いました。

  • ブンゴウメール11月後半の配信作品。

    題名は知っていたけど読んだことのなかった作品。
    文章が読みやすかったです。

    こういう話だったのね!

  • ・己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師に就いたり、求めて詩友と交って切磋琢磨に努めたりすることはしなかった。かといって、又、己は俗物の間に伍することも潔しとしなかった。共に、我が臆病な自尊心と、尊大な羞恥心との所為である。
    ・己は次第に世と離れ、人と遠ざかり、噴悶と慙恚とによって益々己の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果となった
    ・人生は何事をも為さぬには余りにも長いが、何事かを為すには余りにも短いなどと口先ばかりの警句を弄しながら、事実は、才能の不足を暴露するかも知れないとの卑怯な危惧と、刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ

  • 世の中虎まみれ。

  • 【由来】


    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】

  • 最初に読んだのは高校生の時だが、何度読んでもやはり名作。自分への戒めにしたい本。
    李徴が「失敗の科学」を読んでいれば虎になることはなかったかもしれない。
    「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」。

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著者プロフィール

中島敦

一九〇九年(明治四二)、東京・四谷に生まれる。三〇年、東京大学国文学科入学。三三年に卒業し、横浜高等女学校に国語科教師として就職。職の傍ら執筆活動に取り組み、「中央公論」の公募に応じた『虎狩』(一九三四)で作家としての地位を確立。四一年七月、パラオ南洋庁国語編修書記として赴任。持病の喘息と闘いつつ『山月記』『文字禍』『光と風と夢』等の傑作を書き上げる。四二年(昭和十七)、職を辞して作家生活に入ろうとしたが、喘息が重篤となり、同年十二月に夭折。

「2019年 『南洋通信 増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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