坊っちゃん [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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レビュー : 81
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (91ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石と言えば「坊ちゃん」、「坊ちゃん」は誰が書いた作品かというクイズに答えられない日本人は少ないだろう。

    にもかかわらず、こんな文学の直球ど真ん中の作品を、実は今まで読んでいなかった。いや、夏目漱石以外でも、著名な文学作品を実は、ほとんど読んでいない。

    そういうのを少し時間を作って、今さらながら楽しんでみるのもよいかと思い、手始めに読んでみた。そういう読書に、青空文庫はありがたい。

    夏目漱石の作品は、人の心の描写が絶妙だなと感じる。
    坊ちゃん、お笑い娯楽小説的でもあり、勧善懲悪的でもあり、楽しめました。こういう人間模様って、全然現代でも「あるある」ですね。

  • 夏目漱石の小説は口語体で書かれているので、現代人にも読みやすい。本書も有名な作品であるが、全部を読んだことがなかったので、読んでみた。読みやすくていいね。それでいて面白い。普通にエンタメ小説だった。坊ちゃんのいい加減ながらも人情を感じさせる行動に惹きつけられるものの、あまり深く考えずにストーリーを素直に楽しむのが良いと思う。

  • 破天荒新卒。

  • 悪口が出るわ出るわで主人公の言葉の言い回しが面白かった。

  • 仕事の鬱々した気分を吹き飛ばすなら坊っちゃんを読むのが一番!「だから清の墓は小日向の養源寺にある。」の最後の一文は名文中の名文だとほんとに思う。

  • 話の展開が予想外の方向に進んだり、最後に驚くような結末を想像していたため最後までリズムよく進んでいくテンポに爽快感とドキドキした気持ちを感じた。坊ちゃんの真っ直ぐで少し頑固な性格がとても愛らしく人間らしくて好きだった。一方で赤シャツのような人もいれば、うらなり君のような人もいるのが現実世界。現実世界と理想のギャップ、また自分とは考え方や性格がまるで違う現実世界での葛藤がリアルでとても(いい意味で)歯がゆかった。坊ちゃんの清を想う真っ直ぐな気持ちと、清が坊ちゃんを想う真っ直ぐな気持ちが素敵で多少生きづらい世の中であっても、このような素直な気持ちと現実世界に向き合う強さを自分自身を忘れないようにしたいなと思った。

  • 親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている。中学生の時に読んだこの出だしだけは覚えている。子供の時は面白く無かったこの小説も、今読んでみると、痛快で最後まで面白く、一気に読み終えた。

  • せっかちでときにはそそっかしい、けれども義理堅い主人公の性格にとても共感を覚える。べらんめえ調の描写も味わい深い。

  • 清々しい作品です。粋で真っ直ぐな江戸っ子「坊っちゃん」と会津っぽ「山嵐」のコンビが、旧幕府側の人間としては嬉しいです。そして下女「清」との絆も現代ではないような間柄で当時の様子が思い描かれます。それにしても、時代は違えど人間の醜い面は変わりませんね。それをどこか滑稽に表現していますが、聖人だけの社会を目指そうなんて夢のまた夢かもしれません。そんな社会をどう生きるか?坊っちゃんのように真っ直ぐ生きるのが一番良さげですね。
     
    漱石も時代によって作風が全然違います。こんな初期のわかりやすい作品も良いですね。伊予松山と言えば「坊っちゃん」が有名ですが、「坂の上の雲」の舞台でもあります。正岡子規との交友があったり、漱石自身が松山で教鞭を取ったり、やっぱり縁なんでしょうね。

  • 明治39年作品。

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著者プロフィール

明治、大正時代の小説家、英文学者。1867年、江戸(東京都)に生まれる。愛媛県松山で教師をしたのち、イギリスに留学。帰国後、執筆活動を始める。『吾輩は猫である』『三四郎』『こころ』など作品多数。

「2017年 『坊っちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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