月に吠える [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (300ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 好きだわぁ
    エモい

    白秋の序文がまたいいんだこれ

  • 詩集を初めて読んだが、なんだかよかった。
    不気味な詩がとても多く、想像力をかきたてられた。
    基本、孤独に謳っている詩が多い。

  • 北原白秋からの推薦文と本人の解説も含めて全て朗読していただきたい。

  • 萩原朔太郎本人の序文と後半の詩が、リズムがあってとても良いです(一番最初に北原白秋の序文があるのですが、本文とはだいぶ毛色がちがい仰々しいので、ここで引き返す人がいたらもったいないなと思います)

    読み終えて、孤独でありながら共通している人間の特性こそ、"特異にして共通なる個々の感情の焦点"こそが詩をかく意義という序文も、なんとなくわかる気がしました。共通の要素を探すことに意義を見いだすのならば、自分以外のものに共感し思いを馳せるにしたって、対象が人間である必要もないんだろうなと。詩って面白いなと思いました。

  • 「光る地面に竹が生え、青竹が生え、」この詩、教科書に載ってましたね。生命の力強さを表現している…とか習ったような気がする。しかし生命の力強さどころか相当病んでる詩集でした。「地面の底に顔があらはれ、さみしい病人の顔があらはれ。」自分が国語教師だったらこっちの方を取り上げたいです。

  • 詩人の処女詩集。
    私の評価は詩集そのものの質に対してではなく、自身の波長がどの程度融和し得たかの目安である;
    ここに呻き這いずり廻る若き詩人は未だ病的感覚の直截に過ぎて、私の一の素質:純朴には分かち合え得ぬ処が多い。表現が異臭を放ち、ヌラヌラと妖しき光彩纏えば纏うほど、其の複雑にして独特なることばは、朴直には直截で在り亦遠い。
    ただ、詩人のそれら病める調べを、私は「腐敗」と聴かない。それらは常に何らかの体液に潤わされ、枯れずに傷み続けて在る。故にそれらは「腐敗」ではなく「腐臭」でもなく「醜悪」では在り得ない。浄化への、魂の祈祷に外ならない。

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著者プロフィール

萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)1886年~1942年。日本近代最大の詩人。生前に発表された詩集は『月に吠える』『蝶を夢む』『青猫』『純情小曲集』『萩原朔太郎詩集』『氷島』『定本青猫』『宿命』。他に詩論『詩の原理』、アフォリズム集など多数。

「2013年 『宿命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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