少女病 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (15ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 蒲団が衝撃で。このタイトルも衝撃だから電子で読んでみた。0円。

    無用な装飾のない文章でどんどん読み進められるが、絶対に知られたくはない趣味をバ~ンと文字にしてしまう花袋先生のやけっぱち感。漱石先生も50歳で亡くなっていると思えばこそ、37,8歳は老境かもしれないが、今の時代を生きていれば少年少女たちのために面白いアニメでも作っていたかもと思えるほどの独創性。

    倒錯的な趣味もこのあっけらかんとした素直な文章を前になんじゃこりゃ感倍増。当時の少女文学は美文なだけで深みがないと軽視されたようだが、花袋先生もまた美しい文章を書いたんだろうな。病気と呼ばれロストしてるといわれてもこの突き抜け感。最後がなんとも言えない。

    この人の本を読んで、読書ってこんなに簡単で楽しいものなのだということに気付く。みんながみんな難しい本を書く必要はないのだ。それなだけにコレは花袋先生じゃないとできないって気がしてくるからまた不思議。

    • minikokoさん
      レビューを読んで、すんごく読みたくなった!
      レビューを読んで、すんごく読みたくなった!
      2015/04/23
  • 目に入る美少女
    目に入る美少女
    目に入る美少女
    性癖の暴露

    目に入る美少女
    目に入る美少女
    目に入る美少女
    あくがれへの耽溺

    目に入る美少女
    目に入る美少女
    目に入る美少女
    _人人人人人人_
    > 突然の死 <
     ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

  • 「恋は雨上がりのように」と併読したい1冊ではなかろか。青空文庫で無料だし、短いし。初読した頃はただただ変なおじさんザマーwwと思ったが、いまやわかりみで泣ける。

  • 田山花袋再評価の兆し。
    この人こんなに良かったっけ。

  • 今日は田山花袋の誕生日ということで、この話を読んでみた。
    「文豪とアルケミスト」の世界に蘇った田山花袋は美少女好きという設定。この話などからイメージされた設定なんだろう。
    「少女病」の主人公はそもそもは作家で、自分の称揚する少女たちについて美文を認めてしまうから、周囲の人間も彼の趣味を知っていて、そのことについてからかわれたりするのが常になっている。
    それでも主人公はその趣味をやめることはできないし、やめたいとも思っていない。むしろ揶揄されてくさくさした気分になればなるほど、通勤退勤の道すがらに少女を愛でることで心を癒さなければならない。その喜びが人生から失われるくらいならば、そんな人生こそ無くても良いくらいだろう。
    人には様々な嗜好というものがある。この主人公のような趣味を持つものは現代にもそれなりに居るはずだ。今の世も、自分の好きなものを世間に表明するというのは難しい。いつの時代も自分のことは棚に上げ、人の趣味にあれやこれや言う人間は多いのだ。

  • ロリコンの悲劇

  • ロリコンってどの時代にもいるんですね。女の子の描写がすごい気がする。

  • こーゆー終わり方はありなのか!? ありなのかっ!?

  • この主人公の杉田さん、現代にいたらどうなっていただろう、犯罪すれすれだっただろうか…とちょっと考えてしまった。

  • ちょっと前に蒲団を読んで、すっかり田山花袋が好きになった。私小説の走りとして名前は超有名だが、それだけ花袋の書く小説が凄かったというのが納得できる。
    蒲団もこの短編もそうだが、その変態っぷりというか男の哀しい性というか、主人公が本当に自分勝手で最悪なんだけど、分かってしまうのだ。
    主人公は37歳の妻子持ち。蒲団と同じ子だくさんで、日々の生活の唯一の楽しみは通勤の行き帰りに乗り合わせる少女たちを眺めること。その趣味行動とともに、職場の人間関係が嫌とかとにかく寂しいとか心情を吐露するが、そのやるせなさはある程度歳をとらないと分からないだろう。オチで男は唐突に死んでしまうのだが、この突き放した感じもいい。
    100年経った今でも衝撃的なんだから、当時読んだ世間の驚天具合は凄かったんだと思う。
    名作という言葉とは少しイメージが違うが、永遠に色褪せないであろう中年男のための文学。

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