蟹工船 [Kindle]

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  • 2012年9月27日発売
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レビュー : 51
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感想・レビュー・書評

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  • 辛かった〜〜。私の地元の労働者は、この時代こんな環境で働いてたんだなあと思うとほんと辛い。。この本書いた後の小林多喜二の亡くなり方もまあ無惨。。声をあげられない時代。。もう90年前の作品だけど、現代のワーキングプアとか考えたら全然色褪せないし、まだまだ問題提起してくる小説だと思います。

  • すごい本だった。この内容では当時としては逮捕されてしまうだろう。当時を肯定するのでは全くないが、今のこの国がいかに生温いか、腑抜けになってしまったかがよく分かる。

  • 貧しい賃金労働者階級が劣悪な環境で働かされている。
    無事に故郷に帰れるかどうかもわからず、支配階級は労働者を家畜のように扱う。単なる不安というよりかは絶望の匂いが文章から伝わってくる。
    資本主義の負の側面を捉え、社会主義・共産主義といった立場からの革命を「蟹工船」という舞台で描いている。

  • 北海道旅行の課題図書として、30年以上ぶりに閲読。
    旅行では北大博物館を見たりしたが、やはり開拓の尖兵、官立大学の編んだ歴史と、小樽商大出身の著書の編む物語の違いは、一つの事実を、違った立場から見せてくれる面白さを感じさせてくれた。
    人の世というものは、様々な矛盾や惨さを孕みながらあるものなんだな、と改めて感じた一冊だった。

  • 20180422

    古典面白ーーい。内容汚いけど。
    資本主義のキツい風刺とホモ要素。
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    昔の教養ある人の書く小説って多少勉強してた奴がちょっとほくそ笑める要素があるから人気が強いのかもしれませんね。名作だと思いました。
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    世界史やってたなら色々思い出して多少おもろいかも。川端もそんなポイントがちょこちょこ散ってた。

  • ・6/19 読了.ふと読んでみようと思い立って一気読み.もっとドラマチックに話は展開するのかと思ってたけどそうでもなかった.赤化って言ってる割には労働者の人権問題ぐらいの話題であって、だから社会主義がいいのだっていうところまで行ってしまうのは極端すぎるよね.

  • 蟹工船での悲惨な労働実態を圧倒的な臨場感で表現し、読者を一気に物語に引き込む。
    漁夫や雑夫達の言葉には方言が多用され、意味が分からない部分もあるが、決して読み辛くはない。むしろ方言が文章に生き生きとした印象を与える役目を果たしているとも言える。

    過酷な労働による病や刑罰により死んでゆく労働者達。悲惨ではあるが、不思議とむごたらしさを感じないのはなぜか。
    それはおそらく人間の生きる力や活力を強く感じられる小説だからであろう。

  • 蟹工船での極めて過酷な労働環境を生々しく描く。後半で漁夫たちは横暴に振る舞う「監督」に対してストライキを起こすが、失敗。それでも労働者達の闘志は消えず、失敗を糧にして一致団結し、最終的にはストが成功する(補足においてごく簡単に触れられるだけだが)。

    漱石の「坑夫」を読んだのでそのついでに、とプロレタリア文学の代表作であるこの作品を読んだ。確かに、激動の時代の中にあってこのような作品が生まれたことの意義は大きいと思う。しかし、いかんせん文章がわかりにくい。特に語りの視点が次から次へと入れ替わるのは読んでいて疲れるし、誰が何をしているのかつかめないことが多々ある。「坑夫」と比べると、小説としてはどうしても見劣りしてしまう。

    あと、「」が多用されていて妙に気になる。

  • 支配する側とされる側の力の差が圧倒的に大きすぎる、このストーリーの時代に生まれなくて良かった。

  • 言わずと知れた、有名本。この本を褒めたら共産党員だと叩かれる、なんて書いてあるのも見かけたけど、まぁ、もっとそっちよりの小説は現代の方がいっぱいある気もするわなぁ。
    でもまぁ共産主義云々を別にすれば、というかその部分があるというだけで、割と普通の僕らの七日間戦争おっさんバージョンで、皆で頑張ろうぜっていう青春映画っぽいんだけど、最後の最後、ストを経験した人々を警察や各界に送り込んだって記述がまぁヤバイよね。これが草ってやつか。
    でも蟹取るのって大変なのね。これからはもっとありがたく食べよう。

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