鉄腕バーディー EVOLUTION（１） 鉄腕バーディーＥＶＯＬＵＴＩＯＮ (ビッグコミックス) [Kindle]

著者 : ゆうきまさみ

• 小学館 (2009年2月27日発売)

感想・レビュー・書評

[sthenoさんの感想 · 2015年7月3日]

宇宙戦争物語。



宇宙警察官バーディーが、テロリストクリステラ・レビ逮捕の任務行動中に千川つとむを死なせてしまい、遺体修復の間中自分の身体につとむの精神を棲まわせて任務を続ける。高度なテクノロジーと強固な身体を持っていても、精神的に地球人と変わらないバーディーだから、つとむと共生生活が送れたんだろうな。



バーディーは腕力と頭脳がアンバランスなところがいいな。仲間に恵まれるのもその辺だろう。ヒーローごっこに協力しようと思えるのも、バーディーだから許されるみたいなものがある。



ゆうきまさみはちゃんとしたストーリモノを描ける貴重なマンガ家だと思う。キャラのしゃべる言葉が根本的に普通のマンガとレベルが違うからな。『機動警察パトレイバー』的ないい作品だと思う。

[robokoさんの感想 · -]

9784091823588 の電子書籍化。

著者プロフィール

漫画家。1957年北海道生まれ。80年デビュー。『究極超人あ～る』で星雲賞マンガ部門、『機動警察パトレイバー』で小学館漫画賞少年部門受賞。近作『白暮のクロニクル』『でぃす×こみ』『新九郎、奔る！』。

「2019年 『ゆうきまさみ　増補新版』 で使われていた紹介文から引用しています。」