上司をマネジメント (アスカビジネス) [Kindle]
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2006年6月30日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (231ページ)
感想・レビュー・書評
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①上司は,使われるのではない,使うのだ。
②フォロワーも重要
③以下に外部リソースを使うかも肝(それが上司とも言える)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
上司をマネジメント
2011/10/18 著:村山 昇
現代人にとって、仕事は、物理的な時間、空間的に過ごす場所、そして心理的な気持ち空間の「最大級の占有者」であり、その最大級の占有者からの使者が、目の前にいる「上司」である。
いい上司に出会うも運、ひどい上司の下にいくのも運と、受身に割り切って考えるのではなく、能動的に上司をうまく動かし、運や縁に振り回されない仕事観を持つべきである。
本書は、自分の夢・志を実現させるための上司マネジメントについて以下の7章により説明している。
①マインドのリセット
②上司を理解する
③自分を発する
④信頼・共感を得る
⑤場・脈をつくる
⑥ストレスと共生する
⑦大いなる目的を持つ
組織を形作る、リーダーシップとフォロワーシップ。本書は特にフォロワーシップに焦点を当てその関係性を体系的に記されている。
想像以上の読み応えと体系的にまとめられた説得性の強い一冊。知識だけではなく行動ベースへの落とし込みが見事なまでにまとめられている。
部下の側からのフォロワーシップを学ぶだけではなく、上司の側からのフォロワーシップの2つの視点からにおいても学びがある。
枠組みを理解し枠組みの中、時には外を意識しながら成長を意識して取り入れたい。 -
人格、役職、スキル