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感想・レビュー・書評
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私の両親の仲人が、黒島伝治全集の年譜を纏めた人だった。父の中学時代の恩師で国語教諭だった。戎居士郎氏である。しかしながら、その方を仲人に立てたがために、結婚式には母方の親戚が出席しなかった。戦時中にアカと呼ばれたプロレタリア文学者への地元の眼は白白としたものだったのである。
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この作品は、祖父が語っていた話に酷似している。島に伝わる口承にせよ、自分の見聞きしたことをはっきり書くという姿勢にせよ。瀬戸内海の離島に暮らし、その悲喜交々を知った人の言葉だとつくづく感じる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了日 2022/04/15
青空文庫十分で読めるシリーズ。
彼の故郷に海賊があったこと、そのすみか。彼の故郷のお遍路さんの話。
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