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感想・レビュー・書評
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え、これで終わり?と思ったけど、こんな話、男がさっさと目を覚まさない限り終わらないわけだし、もうええ加減目を覚ませ!と読んでる間ずっと思ってたわけだし。
三野村さんの話を女主人と若奴と3人でする最後がおもしろかった。前にも書いたが、京都弁をどうしてこんなにうまく書けるのか。「声に出して読みたい京都弁」だった。実際声に出したし。
これで「ええ加減目を覚まさんかバカ男」シリーズ(情痴小説、情痴小説って、すごい言葉!)を一旦休む。
徳田秋声1作、近松秋江6作。
最初はなんでこんなもの読んでるのかと思ったが、だんだん慣れてきて、どちらかというとやめられなくなって?秋江さん2冊目からは一気に読んだ。
すべて青空文庫のiPhoneのアプリで読んだ。ありがたいことである。iPhoneで小説を読むのもほぼはじめてだったので、それに慣れるのも少し時間がかかったのかもしれない。
「別れたる妻」シリーズは、まだ3作しかアップされてない。残りの分も紙の本で読んでみたい気もするし、青空文庫にアップしてほしい気もする。思わず、人に頼ってないで、お礼の意味も込めて、自分がやればいいのではないかと募集のサイトを見てしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
え?これで終わり?と思ったが、やはり続きがあったのか
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黒髪三部作第三部。(((;゚Д゚))) 格子戸の隙間から手を入れ硝子戸を開けようとして、内側から押さえる住人と無言のせめぎ合い。ホラーかよw毎晩窓辺に立つ、釘打 ちしたのに硝子戸を開けようとする、よじ登って覗く、来客が帰る隙に勝手に上がり込むなど、今なら一発で接近禁止命令がでそうな迷惑行為の数々。女の潤んだ瞳 がどうとか可憐に描写してるけど、そりゃ涙目にもなるわ。そして女の過去を知り、自分に気持ちがないことを知るのでした。うん!知ってた!情痴小説って女とふたり で堕ちていく系かと思ってた。終始ソロプレイだった。