夢鬼 [Kindle]

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  • 2012年10月1日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 青空文庫を暇つぶしに読んでて、たまたま蘭郁二郎を知りました。江戸川乱歩や夢野久作ほどの技量やスケール、クオリティはありませんが、渡辺温の『可哀相な姉』同様に読んでて純粋に楽しいウキウキワクワクな話です。
    書評やネットの口コミに依るのでなく、偶然に楽しい話に出逢えるのは、こう言っては大袈裟だけど、純粋に心躍る出来事だなあと、毎回思います。
    まあ、本作は悪趣味で残酷で倒錯的なお話なんですが、好きなものは好きなので。

  •  再読する。
     フェティシズム、マゾヒズム、ネクロフィリア。
     ラストのスカイダイビングは儚く美しき新婚旅行だ。
     悲しい暗合だが、蘭郁二郎の死因は航空機の墜落によるもの。

  • 個人的にはとても好きな作品です。雰囲気は江戸川乱歩の『踊る一寸法師』を長編にしたような感じでした。江戸川乱歩がお好きな人でしたら楽しめると思います。

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著者プロフィール

1913年生まれ、1944年没。東京生まれ。探偵小説作家としてデビューし、SFで一躍人気作家に。本作『地底大陸』が代表作。

「2018年 『地底大陸』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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