瓶詰地獄 [Kindle]

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  • 2012年10月1日発売
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レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (11ページ)

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  • 海難事故に遭った兄妹が南の島に漂着し、苦悩する話。

    漂着した当時は子供だったが、長い月日が経つにつれて二人の肉体が成熟してくる。
    兄は美しく成長している妹の姿に困惑する。
    そんな妹も兄を意識している。

    これが兄妹の関係ではなく、恋人同士ならパラダイスだろうに。

    孤島で生きていくには、動植物たちと同化し、野生化すれば楽なのだろう。

  • 『ドグラマグラ』で有名な
    夢野久作の短編。
     
    無人島に残された兄妹。
     
    ボトルレターに残された3通の手紙。
     
    最後に読まれる手紙が切ない。

  • 初夢野久作。 時系列を瓶の開封に任せる事によって掻き混ぜている手法は実に面白い。手紙の発見報告からの展開もとても面白い。

  • 『瓶詰地獄』>夢野久作 青空文庫にて無料( http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/2381_13352.html )
    文庫10ページ程の極めて短い作品ながら1928年の発表以来約100年に渡り考察がされ続けている掌編。物語は書簡形式をとっており、作品は無人島に漂流した兄妹が瓶に込めて放ったたった三通の手紙のみで構成される。
    この三通の手紙という限られた情報には最大限に謎が詰め込んであり、「最も新しい手紙」から内容が明かされることによる意図的な矛盾が解釈を幾重にも分岐させる。
    瓶詰めの書簡に込められた地獄の真相とはーー。

  • 無人島で!男女二人きりで!ってなったらもうエロい想像しかできないっていうか、今誰かこんな話かいたらさすがに編集さんに却下されること間違いなし。
    まぁでもそこは最後にそんな甘くないわーって感じさせるエンドは、エロい妄想にふけりまくっていたところにがつーんと来るというか、それはそれで妄想膨らみまくりで、これはもう教科書に載せてこの時の二人の気持ちを考えてみましょうって問題を出してみたらきっと楽しいに違いない
    しかも島では虫の心配もないし飯も十分って。もうちょっと出木杉君ではないか。いやー、虫の心配がないって良いよね。

  • キリスト教関連の教養がこの作品を堪能するための前提かも。ホラーと銘打っておりますが、そうでなければ腑に落ちない。つまりは当方の無教養ぶりを露呈しているだけの感想めいた戯言な訳です、はい。

  • 冒頭で研究所というから、この兄妹は、何らかの実験のために無人島に取り残されていたのかもしれないと邪推してしまった。
    アダムとイブになれない2人には、エデンが地獄に見えたんだろうなあ。
    最後が急にカタカナで、最終的に気が狂ってしまったように見えて恐怖に駆られたけど、最後の内容が、1番初めに書かれたものだと言うことでok?

  • 孤島に取り残された兄妹が瓶に詰めて送った書簡。

    この作品は手紙を逆の順番で読むと恐ろしいことになると聞いていたので、寒々とした思いで読みました。

    孤島の楽園。近親相姦の恐怖。
    対比がさらに恐怖を引き立てます。

  • 初読だと思っていたのですが、読んでみたら知っている話で驚きました。いつの間に、どこで読んだんだろう?(がくぶる)何かのオマージュってことないよね?ロビンソンクルーソーよろしく二人流れついた小島で仲良く暮らしていたもののやがて成長し禁忌を犯し苦しむ兄妹。やっぱり地獄は頭の中にあるのですね。。

  • 夜になると星の光りや、浪の音や、虫の声や、風の葉ずれや、木の実の落ちる音が、一ツ一ツに聖書の言葉を咡やきながら、私たち二人を取り巻いて、一歩一歩と近づいて来るように思われるのでした。

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