(1897‐1941)俳人。本名信一(のぶかず)。東京日本橋生まれ。画家・川端龍子は異母兄。独協中学卒業後、洋画を志し岸田劉生に師事。かたわら1915年『ホトトギス』に初入選、高浜虚子に学び投句を続ける。31年、脊椎カリエスのため画業を断念し、以降10年にわたる病臥生活の中で俳句に没頭した。若くして宗教的雰囲気を求め、虚子から「花鳥諷詠真骨頂漢」という称を与えられ、「茅舎浄土」と評された。 「2022年 『川端茅舎全句集』 で使われていた紹介文から引用しています。」