EVA<エヴァ> [DVD]

監督 : キケ・マイロ 
出演 : クラウディア・ヴェガ  ダニエル・ブリュール  ルイス・オマール 
  • 松竹
3.80
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105065109

感想・レビュー・書評

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  • 仕事を投げ出して去ったアレックスは10年振りに故郷に戻り、再びロボットの開発に取り組む。少年を作り出すはずだったが、面白い少女エヴァに出会い、彼女をモデルにロボットを作りたいと思う。
    兄と結婚したかつての恋人と再会し、エヴァが彼女の娘だと分かる。エヴァは度々アレックスを訪ねてきてロボットの人格形成に協力するが、母の反対から秘密にしていた。ある日、母とアレックスの話を聞いてしまい、自分がロボットであることを知ったエヴァ。駆け出した彼女を雪山で母は捕まえ、記憶を消すが、目覚めた彼女は違和感を感じ、口論の末母親を崖に突き飛ばして死なせてしまう。
    ショックを受けるエヴァをかつて彼女を作ったアレックスは解体しなければならなくなる。

    人格形成の視覚効果がすごく綺麗で好み。この映像だけでもいいくらい。猫ロボットも動きのリアルさがかわいい。執事のキャラクターやお兄さんも、女上司も素敵。
    少しせつなくてクスッときて、不思議な物語だった。

  • 別途

  • SF。スペイン映画。
    すごく寒そう。ネコのロボット可愛い。
    この終わり方は切ない。
    「目を閉じたら何が見える?」

  • スペインのロボット映画。
    雪深いのでてっきりロシアあたりかと。地方によるのね。
    エヴァが美しい。色白美少女には雪が似合う。

  • スペインの近未来SF映画。CGもなかなかで良かった。ネコの自律型ロボット欲しいなぁ〜(^_^)

  • ストーリーラインとしては、そんなに斬新でも画期的でもないけれども、とにかく主役の女の子(エヴァ)の演技やら、ロボットに関するさまざまな設定、そしてCGは素晴らしい。ことに「目を閉じたら何が見える」というマジックワードのアイデアなんかはロボットもの史上、特筆すべきものじゃないかしら。でも、あの執事ロボットレベルのものが作れるんだったら、わざわざ子どもロボットなんか開発する必要があるんだろうかとちょっと思った。

  • エピローグで呼吸が苦しくなった。
    あの感覚はいったい何だったのだろうと思いを巡らせてみたけれど、鑑賞後数日経っても明瞭な言葉に表現できません。

    ロボットの感情論死生観は興味深い主題。
    三工学を踏襲しない個体だから嘘もつくし反論もするし危害も加える。
    「目を閉じたら何が見える?」の言葉がなぜか刺さる。
    雪が降るという閉塞的な空間が主人公の胸の内なら一際映える赤いコートはなんだろう。

    最新鋭のロボット技術なのにも拘らずどこか懐かしさを感じるアンティークな雰囲気がツボ。
    ダニエル・ブリュールがとにかく素敵だった。
    最愛のふたりを失ってその後の彼はどんなふうに生きたのでしょうね。
    (それを言ったら10年間一緒に住んでいたお兄さんも大変切ないのですが!)

    初恋のひとに再会したような。
    もう届かない想い出なのにもかかわらず手を伸ばせばまた自分のものになるのではないかと錯覚してしまったような。
    どうにも胸の奥の奥に小さなひっかき傷を作ってしまったようなもどかしい気分です。
    この気持ちの正体を知るためにDVDを購入してじっくり検証してみたいなぁと思っています。
    レンタル中に3回は観かえしたんですけれどね。

  • なんとも切なくて美しい映画。映像もさることながら、アンドロイドの人格をつくるということをテーマに、こうも詩的な情緒を描けるものなのか。

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