ちはやふる(8) (BE・LOVEコミックス) [Kindle]

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  • かささぎの 渡せる橋に おく霜の
     白きを見れば 夜ぞふけにける

    ーー鵲が架け渡すという天上の御橋に降りている霜が
     白々と冴えているのを見ると 夜もすっかり更けてしまったことだーー

    (中納言屋家持 百人一首6番)

    名人位・クイーン位挑戦者決定戦・東日本予選。

    初戦で小6のスピードスター立川梨理華を下した千早は、2回戦で前クイーンの山本由美と対戦する。

    僅かに見える決定的な差で破れてしまう。

    引きこもり閉じこもる千早が立ち上がることができたのは、かるた部の仲間であり、太一であり、福井で再びかるたを始めた新がいればこそ。

    年末の各クラスの懇親会で、かるた部以外のクラスメイトと触れ合う中で、改めて仲間の存在の大きさに気が付く。

    「でも、部のみんながここにいたらもっといいなあ」(千早)

    「『ここにいたらいいのに』って思う人はもう“家族”なんだって」(勉)

    かるた部メンバーでBSテレビ観戦した名人位・クイーン位戦。

    クイーン若宮詩暢がかるたを始めたきっかけが明かされる。

    青春の熱と力と友情と。

    躓いても、転んでも、千早たちは立ち上がり、前に進んでいく。

  • 前クイーンのユーミン戦から。
    やはり、千早に奢りがあったこととユーミンの師匠の素敵なアドバイスによって、敗北。そのままの勢いのまま、東日本の代表になるユーミン。
    西日本では新もあっけなく負けていた。
    クイーンへの挑戦権争いでも、ユーミンは逢坂恵を破り、挑戦者へ。そして、物語は詩暢の幼少期編を経てクイーン戦のクライマックスまで。
    最後に周防名人の名人戦の中継も始まったところで次巻へ。

  • 真剣に高みを目指す人々

  • 太一、千早への想いを自覚する。

    「忍ぶれど 色に出でにけり わが恋は
    物や思ふと 人の問ふまで」

    平兼盛

    「俺何かの本で読んだことあるよ。ここにいたらいいのにって思う人はもう家族なんだって。付き合いの長さも深さも関係なく。」

  • コミックDAYSで。

  • かなちゃんが「百人一首」を「歌」として感じる心が、好き☆

    専任読手さんもだけど、それぞれの会の先生もそれぞれキャラがあって生き生きしてる


    ---*---*---*---*---

    6月 全国高等学校かるた選手権東京都予選
    7月 全国高等学校かるた選手権大会 団体戦/個人戦

    (2学期)

    秋 体育祭ー部活対抗リレー

    9月中旬 金沢大会(北国かるた大会)
    9月下旬 埼玉大会(@戸田市スポーツセンター)
    10月上旬 川口大会(吉野会大会 @りりあホール)
    10月上旬 定期考査
    10月下旬 名人位・クイーン位挑戦者決定東日本予選(@大塚かるた会館)/西日本予選大会(@近江神宮) ← now
    11月 名人位・クイーン位挑戦者決定戦(@大塚かるた会館)東日本代表vs西日本代表  ※見学・応援 ← now

    1月 名人戦クイーン戦(@近江神宮)※テレビ観戦 ← now

  • 名人・クイーンへの挑戦者を決める大会と、その後の名人戦・クイーン戦。
    坪口さんと山本さんの負けた後の姿が感動的な巻。
    そして次巻からとうとう名人の試合が見れるのかな。
    なかなかの変態っぽくて楽しみ。
    しかし何故作者はクイーンをあそこまで太らせたのだろう?
    それに対する説明とかサブストーリーとか無かったから、なんだかムダに見えてしまった。

  • 巻を読み進めてあらためて思う。登場人物がすっごい魅力的。みんなにコメントしたくなる。
    特にクイーン若宮詩暢。激太りしすぎ(←人のことは言えないが^^;)
    元クイーンのユーミンがあんなクレーマーとは思わなかった。。。
    机くんはちょっとした場面ですっごくいいこと言うよね~
    「その場にいたらいいのにって思うってことはもう家族みたいなもんなんだよ」(文章ママではない)
    このセリフはけっこう感動した。
    あと原田先生!千早の丸坊主阻止のために戦うって宣言するなんてかっこいい!・・・って思ったけど試合後すっかり忘れてましたね^^;

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著者プロフィール

1992年「太陽のロマンス」で第14回なかよし新人まんが賞佳作を受賞、同作品が「なかよし増刊」(講談社)に掲載されデビュー。07年から「BE・LOVE」(講談社)で「ちはやふる」の連載を開始。09年同作で第2回マンガ大賞2009を受賞するとともに「このマンガがすごい!2010」(宝島社)オンナ編で第1位となる。11年「ちはやふる」で第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。

「2022年 『ちはやふる(50)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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