グラゼニ(3) (モーニングコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • スピードを重視すべきかコントロールを重視すべきかなど、中継ぎならではの悩みは尽きない。高卒ルーキーと大卒ルーキーの意地をかけた勝負に、凡田の上から目線投法が襲いかかる話など(笑)。地道に成績をあげ、評価も高くなってきたよういに見える凡田だったが、『孤独のグルメ』リスペクトなストーリーでは知名度の低さが露呈する。

  •  タダだったから読んでみた( ´ ▽ ` )ノ

     お話そのものはアニメを見てすでに知ってるから、ここでの感想はどうしても「絵柄」に関するものばかりになっちゃうな( ´ ▽ ` )ノ
     ひどすぎるんだよ( ´ ▽ ` )ノ
     お話だけなら第1~3巻どれも星4~5なんだけど、絵がこんなだからどうしても評価3になっちゃう(>_<)
    「美人妻大全」図なんて、よくこれを世間様の目に晒す決断ができたもんだな……作者の勇気にむしろ感心した( ´ ▽ ` )ノ
     食堂「味平(←リスペクト?)」の店主、「おばさん」だったの!?……知った後で見ても「おじさん」にしか思えない……(´ε`;)ウーン…
     よくよく女を描くのが下手なんだな……(´ε`;)ウーン…
     肝心の野球シーンもかなり残念だけど……(´ε`;)ウーン…
     原作と作画が分かれててこれってのはあまりにも残念……(´ε`;)ウーン…

    (以下続刊……途中どれだけすっ飛ばしたことになるのか、次は「パ・リーグ編」第1巻)( ´ ▽ ` )ノ

    2020/03/23

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  • 番長のお悩み相談。

  •  プロ野球にまつわるお金の話から、プロ野球の一軍と二軍の境にいる選手の実態を描いたマンガになってきた本作。個人的には先輩からのアドバイスの話がツボでした。
     30歳でプロの世界から引退し、バッティングピッチャー兼スコアラーになった先輩からのアドバイスが、自己満足入ってて微妙。だけど無碍にも出来ないし、そこそこ球速も上がるし…何かわかるなぁ、こういうジレンマ。
     これって野球の世界に限らず、どんな世界にもあることだと思います。どんなに良いアドバイスでも、それを受ける側との相性の問題がありますからね。

     高卒ルーキーと大卒ルーキーの話を読んでいると、親父が病床で高校野球を見ながら、楽天の田中将大投手と日ハムの斎藤佑樹投手について「マー君は高校出たらすぐプロに入った方が良い。斎藤は大学に進学した方が良い選手になるやろうなぁ…」と言っていたのを思いだしてしまいました。
     もちろん、うちの親父の意見なんか全く関係なく、たまたま二人は親父の言うとおりの進路を辿ったわけですが、今でも二人を見ていると「親父の言うとおりだったよなぁ」と思ってしまいます。
     …って、全然関係ない話になっちゃいましたね。

     笑ったのは原武投手の「フルボッコ人生相談」!(笑)
     番長キャラの割りに言うことがしょぼくて、凡田と同じように笑い転げてしまいました。
     しかし、この話ほどプロの世界の不思議さ、ある意味で「オンリーワン」とはについて語った話は無いんじゃないかと思います。絵が下手でも売れてるマンガもあれば、決め球のない中継ぎ投手が生き残っていることもあり、わかりやすい能力だけで決まる単純な勝負じゃないのが社会なんだよな、などと感慨にふけってしまいました。

     このマンガがすごい!2012年オトコ編第2位は伊達じゃないです。

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著者プロフィール

長野県出身の1963年生まれ。中学・高校を野球部で過ごす。
『総理を殺せ』『おさなづま』『ショー☆バン』 等、野球に限らず様々な題材の原作を手がけてきた鬼才。『グラゼニ』 にて第37回(2013年度)講談社漫画賞を受賞。
現在「モーニング」誌上では『グラゼニ ~大リーグ編~』『昭和のグラゼニ』と2本の原作を手掛けている。

「2023年 『グラゼニ~大リーグ編~(4)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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