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タクマのサービスを返せるか。
50球勝負。
最後の方は
合ってきていた。
そして、ラスト。
タクマはスライスサーブを打ち、
エーちゃんは返せず。
しかし、スライスを打った時点で
ある意味タクマの負けとも言える。
その直後、コーチから
試合に出ることを勧められる。
エーちゃんは
タクマのサーブを返せなかった
リターンを練習し続ける。
初試合。
ここからエーちゃんの
ベイビーステップが
歩を進め始める。
ドキドキして頭真っ白で入った試合。
最初のリターンが
リターンエース。
練習は裏切らないってやつだね。
体が勝手に動く。
さらにエーちゃんは眼がいい。
それもあってリターンエースが続く。
ブレイク。
しかし、サービスゲーム。
ヒョロいサーブ。
ブレイク。
続くサーブ。
相手は遅いサーブ。
で、リターンも遅くなり
キープされる。
どうする、エーちゃん。
相手の5-1となって
エーちゃんは
相手をよく見て、
とにかく返すことに徹底することを決意。
相手のグリップチェンジに気づき
相手のボールを予測し
相手サーブの1ポイント目を取る。
その後も粘りに粘るが負ける。
しかし、何か期待が持てる敗戦。
家に帰ってきたエーちゃん。
眼がいい原因は
家の窓から見える電車を
小さな頃からずっと見てたから。
そして、試合中も書いていたノート。
家に帰ってからも書き続ける。
続けて見に行ったトーナメント。
その後、ライバルとなる
選手たちが続々出てくる。
なっちゃんも、タクマも第1シード。
順調に勝っている。
観戦中、コーチが現れる。
エーちゃんのノートを見て
試合中の全ボールの軌道が
書かれていることを指摘する。
試合中に打ったすべての球を覚えているということ。
眼とこの記憶力。
それを記録して、経験として生かす力。
エーちゃんの伸びしろがここにあった。
そして、コーチは言う。
「これから1年、半年、
もっと早く
君は彼らより強くなれる!!」
「かもしれない」
翌日、朝7時。
コーチに言われて
練習に来たエーちゃん。
これまでの安定したストロークを生かして
相手コートのどこにでも打てる練習。
同じストロークで打点を変えることで
全コートをカバーする。
コーチはコート9分割を指示するが
エーちゃんは
「コート100分割もありますね!」
と驚きの発言。
練習は9分割で続く。
「大事なのは
打った時の感覚と
落下地点の認識!!」
コーチの至言。
「テニスというスポーツは
全ての球に追いつき
それをコントロールできれば
理論的には負けない!!」
そして、コートにタクマ登場!
で、次号。 -
初々しいですな。