きみはペット(2) (Kissコミックス) [Kindle]

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  • 講談社
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  • スミレは学生時代に一瞬つきあった蓮実と再び付き合い始める。二人の交際は、しかしなんだかんだでスムースには深まらない。

    後半では新聞の担当コラムをタッグでやっていた同僚が入院、記事の直前差し替えも重なり、スミレは胃痛を起こしてしまう。しかし負けん気の強さから、やはり人に頼れない。

    恋愛の悩みや仕事のストレスの癒しをモモに求めてしまうスミレは、次第にモモの存在に依存していくようになる。モモも、若い子からセックスを求められても断ったりして、スミレとのプラトニックな、というか、飼う・飼われる関係を楽しんでいる。

    172頁に出てくるスミレの中の二つの人格、プリンセス・スミレとファイター・スミレの葛藤は、まさにこの時代のキャリア女性の本音だろう。お姫様と強いヒロインはセイラームーン以降、90年代の少女漫画でドッキングした。しかし、それは変身や魔法というフィクションがあるから可能なのだ。弱い自分を押し殺しながら出来る女を演じ続けなければいけないスミレが、唯一素をさらけ出せるのがペットのモモというところに、この荒唐無稽な物語の時代的リアルがある。

  • 依存…してないつもりでも、支え合ってはいる。べったりしすぎないいい関係。

  • モモがかわいい。

  • -

  • 2018/05/05入手・05/12読了。

    モモの健気さがわかってよかった。

  • 0円購入。

  • モモ〜

  • 愛に溢れたお話

  • これまた無料で2巻まで。ドラマしか見なかったけど、友達とマツジュンのモモが可愛すぐるッッ(///ω///)♪あんなペットなら飼いたい'`ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァって盛り上がったもんだったけど、原作見ると、モモもスミレの小雪も本っ当にキャストぴったりだったな。でも。相手の男もラストも覚えてないけどねー(笑)後ろに2012年なんて書いてあってそんな最近だった?と思ったらドラマやったのが2003年だってよ、そりゃそーだわな

  • 無料。絵が汚い雑。

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著者プロフィール

12月1日生まれ。神奈川県出身。1994年、講談社「mimi&Kiss秋の新人まんが賞」に入選、同年12月の「Kiss」本誌にて『素顔にキスして』でデビュー。代表作の『きみはペット』は2003年、小雪、松本潤主演でドラマ化され、同年、第27回講談社漫画賞受賞。累計400万部を超えるヒットとなった。現在は「Kiss」で『キス&ネバークライ』を、「月刊少年シリウス」で『BAROQUE ~バロック~』を連載している。

「2013年 『BAROQUE ~バロック~(6) <完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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