円高の正体 (光文社新書) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 基本的なことが、基本的に書かれていて、とても読みやすい。他の為替レートに関する新書版の読み物よりダントツの説得力がある。
    為替のレートは、長期で見れば中央銀行の市中通貨供給量とインフレ予想で決まるということ。
    貿易黒字赤字、他国との金利差で決まるものではないということ、為替の売買は、8割が通貨の売買であって、貿易上の取引の金額は、2割程度のシェアだそうである。

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著者プロフィール

エコノミスト、丸三証券経済調査部長
1965年生まれ。東京大学経済学部卒業。大和総研経済調査部、富士投信投資顧問、クレディ・スイスファーストボストン証券会社経済調査部、ドイツ証券経済調査部シニアエコノミストを経て、丸三証券経済調査部長。『脱デフレの歴史分析』で第1回河上肇賞、『恐慌脱出』で第1回政策分析ネットワーク賞受賞。

「2018年 『デフレと戦う――金融政策の有効性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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