ラットマン (光文社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 家族内の複雑な感情や、勘違いから生まれた思考や苦悩がうまく描かれ、終盤に次々と伏線が回収されていくのは流石。

    前半は大きな盛り上がりは無いものの、登場人物達の人間関係や心情がきちんと描かれ、密かに伏線が張り巡らされていきます。そして、後半に読む手が加速しました。刑事さんのセリフにちゃんと(?)エクスキューズがあるように、動機はちょっと弱いかな?という気もします・・・が、面白かったです。

    ストーリーとは全く関係ありませんが、作品中で、Mr.Bigの "Wild World" がCat Stevensさんのカバーということを知って、ちょっとびっくりしました。

  • 結局ひかりと竹内が実は14年間付き合ってたエピソードはとくに回収されない
    ひかりの子供の父親が竹内だと思わせるミスディレクションのためにだけ盛り込まれたのだとしたら蛇足では
    竹内に全く制裁ないの後味悪い…

  • 結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。亡くすということ。失うということ。胸に迫る鋭利なロマンティシズム。注目の俊英・道尾秀介の、鮮烈なるマスターピース。

    ちゃんと読者に『これは伏線だよ~』とわかりやすく強い印象を与えておいて、あとでしっかり回収するのが憎い。自分ではハリガネムシと妊娠の部分が追いきれなかった。体を許しておいて「勝手に腹の中に」ではおかしいし。避妊してたのに自分のせいにされたのが「たまんない」のか?よくわからない。

  • 思い込みってこわいな。

  • 不幸な勘違いの連鎖による、どんでん返しの連続。
    良くこのストーリーを矛盾なく書けるなと感心しました。

    各々の勘違いで複雑な事件を創り上げてしまったというところでしょうか。

  • 構成が凄すぎて何度も騙されるし、最後は鳥肌が立ったわ…。

  • めっちゃどんでん返す。動機がな〜。最後はまあよかったのかな。

  • 面白いです。
    完全に、騙されました。
    そして、シンプルなどんでん返しではなく、さらにいくつものひっくり返しがあり、最後まで面白かった。

    過ちと正しさが、そっくり同じ顔をしているのであれば、誰がそれを見分けられるというのだ。

  • 道尾秀介にハマるきっかけとなった本。
    内容は明るくはないれけど、騙される。

  • 相変わらずだまし上手な筆者。騙されるつもり満々で読んでなお、予想を超えてくれるので心地よく読み終わりました。

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著者プロフィール

道尾秀介(みちお・しゅうすけ)
1975年東京生まれ。2004年『背の眼』で第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞し、デビュー。2007年『シャドウ』で第7回本格ミステリ大賞、2009年『カラスの親指』で第62回日本推理作家協会賞、2010年『龍神の雨』で第12回大藪春彦賞、同年『光媒の花』で第23回山本周五郎賞、2011年『月と蟹』で第144回直木賞受賞。

「2022年 『カエルの小指 a murder of crows』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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