社長失格 (光文社文庫) [Kindle]

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  • ・社長失格
    腐った奴らをやっつけて、気分爽快。
    ・あの夏の日。
    父に守られている。あの海で助けられたその日からずっと。
    安定した人生なんてない。
    涙が出た。
    ・英語屋
    英語屋と日本語屋の大きな隔たり。
    言語だけでなく考え方も。単なる考え方だけでなく、目的も違うのだろう。人が皆同じ事を「いい事」と考えないという事だ。
    でも人を騙したり、利用するのは許せない。
    ・秘密指令
    何かに衝き動かされる体験。人は極めて強くなる。
    結論を出さない終わり方。そもそも作り話なんだからみなまで言わなくても許される、自分で想像しろということだろうか。どんな結果になるにしても描いて欲しかった。意地悪だ。
    話の展開にハラハラさせられて、まだ心臓がバクバクしている。
    自分は狭い世界に生きているとまざまざと見せつけられる。
    ・僕の生きる道
    いい話だなぁ。
    子供に読むことを勧めたい。同じ本に「ストレスのある男」なんて短編を何故入れたんだ。江上剛を恨む。

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著者プロフィール

1954年、兵庫県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。77年、第一勧業銀行(現・みずほ銀行)入行。人事、広報等を経て、築地支店長時代の2002年に『非情銀行』(新潮社)で作家デビュー。03年、49歳で同行を退職し、執筆生活に入る。その後、日本振興銀行の社長就任、破綻処理など波瀾万丈な50代を過ごす。現在は作家、コメンテーターとしても活躍。著書に『失格社員』(新潮文庫)、『ラストチャンス 再生請負人』(講談社文庫)、『我、弁明せず』『成り上がり』『怪物商人』『翼、ふたたび』(以上、PHP文芸文庫)、『50代の壁』(PHP文庫)など多数。

「2023年 『使える!貞観政要』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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