“文学少女”と繋がれた愚者【フール】 (ファミ通文庫) [Kindle]

  • KADOKAWA
4.00
  • (6)
  • (6)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 60
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (296ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シリーズ3作目。心葉のクラスメイトでイケメン文武両道の芥川君が、ある日を境に本を切り裂いたり、ウサギを殺したりと奇行を繰り返すようになった。その真相を解明する物語。
    今回は文化祭がメインで、文芸部での劇の練習中に様々な事件が起こる。
    感想としてはシリーズ1作目と2作目に比べると、盛り上がりに欠けた印象だ。芥川君の奇行の原因である更科さんがあそこまで狂うほどの過程の薄さ、芥川君が更科さんから逃れられない理由の薄さ、五十嵐先輩の更科さんへの想いの深さと、五十嵐先輩と芥川君の距離感の近さに等々に疑問を感じてしまい、ビックリする展開もあったけれど、手放しで面白かったとは言えかった。
    この作品を一言であらわすと「拗れた6角関係」。

  • 主人公がいらっときました

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

合唱王国福島出身。春の夕暮れに生まれる。幼いころから読むこと、書くこと、眠ることが大好きで、作家を目指す。作品に「文学少女」シリーズ、「むすぶと本。」シリーズ、『ドレスな僕がやんごとなき方々の家庭教師様な件』(いずれもファミ通文庫)などがある。

「2021年 『世々と海くんの図書館デート(5) 春めくきつねは、つりばしにゆられて、あのこに会いにゆきます。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

野村美月の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×