半落ち (講談社文庫) [Kindle]

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レビュー : 10
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感想・レビュー・書評

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  • 最後の数ページでぐっときてしまった…

    妻を手にかけた罪の意識と、それでも生きる意味を見出したいという葛藤がきれいすぎると思う人もいるだろうとは思ったが、個人的には人間くさくて心を打たれてしまった。
    もがいてもがいて、自分の命の意味を見つめ続けてほしいと思う。

  • 久しぶりに良い本を読んだ。
    よくあるように読者の想像に任せる結果ではなく、あーそれでね!と、全てがはっきりと理解できる。
    そして理由を知ると、どうしてそれが分からなかったんだろう!と情けなくも思う。
    待っていたお手紙ははそれだったのね。本当に良い人。51歳から先も生きて、絶対に幸せになって欲しい。

  • 50歳で自殺する。
    その謎を最後まで引っ張っていたので、
    少し飽きてしまう。

    途中で、どー考えても不要な人物が何人か出てくるので、警察沙汰のプロセスを解説した文章に思えた。

  • 何のために生きるのか、大切なものは何か。

  • 妻殺しの警官が自首するまでの空白の二日間を様々な立場の視点から探る話。最後はちょっと感動というか、なるほどなーってなりました。

  • 電車でめっちゃ泣いてもうた

  • 人間は皆生きることに意味を求める。
    生きる意味
    それは考えなくてもいいことでもあり、考えても答えがみつからない事かもしれない
    でも、必ず生きる意味はある。
    全ての人に平等に

  • 横山秀夫作品初読み。
    最後の数ページの為にこの作品はあるのだろう。
    しかし、妻に懇願されたとは言え殺してしまう気持ちは理解できない。
    通常は本人が死を望んでいても大切な人であればあるほど家族感情としてはどんな状態であれ生きていて欲しいと思うはずなのだが。。。

  • アルツハイマーに苦しむ妻を殺害した現職警察官の空白の2日間を追う話。臨場感溢れる捜査の描写はさすが警察小説の大御所、横山さん。でも、ラストの結び方がちょっと腑に落ちないというか物足りない感じ。

  • 現職の警察官梶が妻を殺し、2日後に自首。自首するまでの空白の2日間に何をしていたのか、最後の最後に分かるというオチ。最後のオチで梶の清廉潔白さ(人殺しした犯人なんだけど)に心を打たれ涙した。梶に関わる人の優しさに。
    梶の事件に携わる男性6名が大きく取り上げられるが、最後の古賀になんだか親近感を覚えた。出世を絶たれた人で、6名の中で一番不憫だからかな?あっ警官嫌いだからかな
    6名の男性は組織の中で苦闘し、自分の居場所の中で自分に与えられた使命・役割を果たしている。自分の思いと逆のことを強いられるけど、それが社会なんだなぁと考えさせられる。大人の世界ですね。夢はないけど。
    6名の男性が大人な社会で失った、澄んだ目を持っている梶に同情する感じがちょっと取って付けたような感じ。
    2日間の謎をなぜあんなに梶が供述するのを拒んだのか、私にはよく分からなかった。情状酌量されたくなかったから?最後の最後まで明かさない理由が納得できなかった。50歳、51歳までにという期限付きの謎は最後にはじめて知った事実で、そういう理由なのかと納得できたけど。
    オチの強烈さはなくてがっかりだったけど、最後の終わり方はとても優しさが感じられて良かった。スパっと終わって潔かった。
    ドナー登録しようと思った。

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著者プロフィール

横山 秀夫(よこやま ひでお)
1957年東京都生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業。1979年に上毛新聞に記者として勤務。『ルパンの消息』でサントリーミステリー大賞佳作を受賞したのをきっかけに退社。以後フリーランスライターとして活動。
1998年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞し小説家デビュー。2000年『動機』で第53回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。2002年『半落ち』が「このミステリーがすごい!」1位となり、第128回直木賞候補作となるが、そこで起きた様々な論議から、直木賞決別宣言を出すに至る。『半落ち』は2004年に映画化されて高い評価を得ている。
その後、2004年『クライマーズ・ハイ』で第1回本屋大賞第2位、映画化されヒット。2013年刊行の『64(ロクヨン)』で第10回本屋大賞第2位、「このミステリーがすごい!」「週刊文春ミステリーベスト10」各1位を勝ち取り、大ヒットとなった。

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