グーグル ネット覇者の真実 [Kindle]

制作 : 仲達志;池村千秋 
  • CCCメディアハウス (2011年12月16日発売)
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (650ページ)

グーグル ネット覇者の真実の感想・レビュー・書評

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  • なんだ知識なんか持つ必要ないじゃん、と感じてしまったのは何年前だろうか。何かを知りたい、調べたいと思った時は、グーグルの検索バーに単語を打てばいいだけ。これからの自分に必要なのは、知識ではなく、知恵に絞られた。知識は自分じゃない仮想空間に存在する別の頭脳に任せてしまおう。ここに紹介されているように、ペイジとブリンが目指した「人工頭脳」という理想が、現実に体感できる世界になった。
    グーグルが挑戦してきた技術開発は、まさに人間の思考のインプット〜アウトプットのプロセスや、主観による判断基準をを機械的に整理して、数多のアルゴリズムで人工的に構築するもの。そしてその成長は、まるで本当の人間の赤ちゃんのようにあっという間だった。
    この本では、成長のスピード感とアメーバのような細胞分裂がよくわかる。それは、同時期に発生する様々な要素を、グーグルの定義、経済学、政治学、企業理念、クラウド、領域を越えた挑戦、検索であるがゆえの葛藤などが、体系的に整理されているからだと思う。
    さらに「グーグル」そのものを理解するにも非常に有用で、圧倒的にインサイダー情報により、グーグルが何を考えているのか、内側からも理解できることも非常に良かった。
    グーグルを理解することで、現在のインターネットを取り巻く世界への理解がより深まるし、いかにインターネット業界がグーグルという企業および機能に依存しているかを認識できる。

  • ★創業者は天才的な頭脳の持ち主だが、会社を形作るのは意志の力だと分かった。世界を変えるという野心に燃え、誰もができっこないと思うことを可能と信じ、実現してしまう力。ソーシャルネットワークにはその力が働かなかったのだ。

  • 初・電子書籍。

    グーグルがいかにグーグルになったのか、が伺いしれる本。
    読み物としても面白い。
    グーグル本はこれで3冊目だが、これが一番良かったかも。

    始めは小さな新興企業が、世界最大、他の追随を許さないような
    立場にまで発展する様を、成功と失敗をあますことなく紹介し、
    同時に、ネットにおける倫理やユーザーの心理に翻弄されもがく姿など
    わずか10年足らずの企業が行ってきた様々な事がこれで分かる。

  • グーグルの歴史!
    グーグル好きにはたまらんね。

  • グーグルが歩んだ黎明期から2000年代の終わりまでが克明に描かれていた。ものすごい登場人物の数で、伝説上の人もたくさん出てきて、ギリシャ神話みたいだった。

  • 昔、グーグルの「世界の知識を体系化する」という風な理想を聞いた時から2000年前半は結構熱狂的なファンだったので楽しく読めた。外からしかうかがい知ることの出来なかった過去の出来事について、中からの生々しい動きを読めて、あーそうだったのかーと一人満たされました。
    グーグルは、今でもグーグルらしさを保っているところは魅力的だけど、大きくなり過ぎたんだなあというのがよく伝わってきた。
    最近グーグルの検索が遅くなった気がするし、果たして恐竜になって末路をたどるのか、果てしなく進化を続けていくのかこの本の後のグーグルへの興味は尽きません。

  • グーグルの成り立ちについての話。成功した会社の内情がわかって面白い。中国編?で進出したものの、革新技術を逆に盗まれてしまったあたりは、スパイ映画さながら。自分自身とグーグルのつながりを考えると、検索といえばグーグル、ブラウザもクローム。スマホもアンドロイド。便利なんだけど、個人情報はほぼ全部抑えられちゃってますね。これはこれで怖いかな。

  • ここ最近のIT業界では「How Google Works」が流行ってる感があるが、勢いだけで購入してしまったこちらを先に読む事にした。Kindle版が安くなっていたのでサクっと購入してサクっと読むつもりが600ページ以上あり予想外に時間がかかってしまいました。。。
    500ページもあって途中で飽きるんじゃないかと心配していたのですが、小説さながらのスリリングな展開で飽きさせず、結果としては楽しめて最後まで読む事が出来ました。感覚としてはアイザックソンのスティーブジョブズに近いですね。
    本書も大きな感心ポイントを数多く内包しているがスティーブジョブズと同様の感覚を持ちます。「こういう時は○○としてきた。※ただしラリーペイジとサーゲイブリンに限る」といった内容で本書をそのまま鵜呑みにして「俺も今日からラリーペイジとサーゲイブリンに学ぶ!」となると盛大にずっこけるのは間違いないかと思います。おそらくその辺りは大人のエリックシュミット(更には勝手にGoogleの番頭だと思っているジョナサンローゼンバーグ)が書いた「How Google Works」の方がより一般人目線で描かれていて参考になると予想しています。
    とはいえOKRであったり、Whyに基づくコンセンサスに醸成される企業風土、などは部分的にはどんな企業にも上手く適用する事ができると思います。こういった部分的な手法をメモしつつ、大篇小説を読む気持ちで残りは楽しむと本書の良いエッセンスを吸収できるのかと思います。個人的には中国辺りからGoogleが大企業化に抵抗する姿が非常に楽しめました。映画化したら結構面白いんじゃないかなw

  • グーグルが目指す未来のとてつもなさと実現に向けたスピード感が印象に残った。危うさも感じるけどグーグルなしの世界も考えられない。

  • 2014/1/31 Kindleで読了。今や世界有数の巨大企業Googleの誕生から、Google検索、Gmail、Googleストリートビュー、Androidなど、多くの人が毎日使っているサービスがどのような発想で、どのように作られていったのか詳細に書かれていて非常に面白かった。印象に残ったのは、「結局のところグーグルは、成功のいちばんの近道は世間一般の常識では不可能とされていることを実現してしまうことだという前提で創立された会社なのだ」という言葉。普通なら法律や既成概念などが邪魔して「できるわけがない」と考えることを、グーグラー達は「世の中の役に立つことならやるべきだ」と時にはコストも度外視して突き進む。そんなGoogleでもSNSでは、TwitterやFacebookと同じコンセプトのサービスを開発していたにも関わらず、ビジネスチャンスを逃していたことを初めて知った。数限りない成功と失敗を繰り返しながら、有名な20%ルールを使って今でも様々なサービスが作られているんだろうなと思うと、これからもGoogleが描く未来にワクワクします(^^

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