フロレンス・ナイチンゲールの生涯 [Kindle]

著者 : 宮本百合子

• 2012年10月3日発売

感想・レビュー・書評

[cinejazz0906さんの感想 · 2020年10月9日]

ヴィクトリア朝時代の上流社会の淑女として育てられたフロレンスが25歳の時、生涯をかけて悔いのない仕事として看護婦を志した時、驚倒した周囲は絶対反対でした。この時代に看護の仕事に就くことは、貧困と犯罪、流行病の蔓延する下層階級の不徳・冷血・不潔な所に身をさらすことであり、恐ろしさに震えました。フロレンスはその後の歳月を病院、孤児院、貧民窟などをめぐり、不撓の精神で社会衛生や道徳改善を学びました。慈善病院の監督者となっていた34歳の時に、クリミア戦争に招聘されます。苦痛に喘ぐ兵士たちは天使と巡り会うのでした。

[marikhmerさんの感想 · 2020年4月8日]

ナイチンゲールの人生について、簡潔に纏められた本。
客観的な視点で描かれており、読みやすい。
ボリュームがないため、物足りなくも感じた。

[adlibさんの感想 · 2020年4月6日]

　
──　宮本 百合子《フロレンス・ナイチンゲールの生涯 20121003 Kindle》
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B009LQZQ0S
　
──　宮本 百合子《フロレンス・ナイチンゲールの生涯 19400400 婦人朝日》
https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/3110_10703.html
　
……　ナイチンゲールが女としての勘でもたらした品物と金とは、全く
無限の役にたった。スクータリーの名状できない混乱をとおして、秩序
と常識と先見と判断との光りが、日に夜にフロレンスが執務している
バラック病院の大廊下のそばの小さい……
　
♀Nightingale, Florence 18200512 Firenze London 19100813　90 ／
♀Miyamoto, Yuriko　　　18990213 東京　　　　　 19510121　50 ／旧姓＝中條 ユリ
　
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4874741428
　
（20200406）