狂人日記 [Kindle]

  • 2012年10月4日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 貧富の差が激しい階級社会で、力を持たない一個人がどのように精神の安定を欠くか、そして精神病になったあとはどのように扱われるかを描いている。

    これが26歳の頃の作品なのか…ものすごい天才だ。

  • 権威欲の強い小役人がスペイン王になっているという妄想を抱いてしまう滑稽な話。

  • こういった危うさは誰もが秘めていると思うし、正気との境がどこなのか曖昧だ。自分で気づかない内に越えている。

    「狂人」と呼ばれる人の側から見た世界は、あらゆることが自分に対して理不尽で敵意や悪意ばかりに思える。それはどんなに恐ろしいことだろう。

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著者プロフィール

ロシアの代表的な文学者。未完の大作「死せる魂」はじめ「外套」「鼻」など。後代への影響ははかりしれない。

「2016年 『死せる魂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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