エルフェンリート Blu-ray BOX

監督 : 神戸守 
出演 : 鈴木千尋  小林沙苗  能登麻美子 
制作 : 小西香葉  近藤由紀夫 
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021719551

感想・レビュー・書評

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  • 2004年のアニメなので、一番アニメから遠ざかっていた時期。
    この作品を知ったのはどこだったか……。
    グロもビザールも好きだが、球体関節人形や幻想文学に由来するそれが好きなのであって、アニメやエロゲやリョナにはあまり興味を持てずにいた。
    が、時折ふいに四肢切断などの画像を見かけるときがあって、そこで知ったんだったかな。
    U-NEXTで配信が始まって、あーこれは例のあの感じかと半分冗談で見てみたら、第1話が凄すぎた!!
    「羊たちの沈黙」+「AKIRA」をここまでやって、音楽も相俟って美しいとは……。
    驚いて調べてみたら、なんと2010「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の監督だ!
    そうとうクリムトが好きなんだな。
    その後全13話+1話を三日で一気見した。
    正直いえば1話がマックスだったが、その後も矜持であるかのようにゴア描写は続き、それが例えば梅津泰臣「A KITE」を思い出すくらい、景気よい流血と切り株描写で、いっそ小気味よい、どころか品位がある。
    あまり詳しくない路線だが「AIR」や「グリザイアの果実」のようなエロゲのアニメ化エロ抜きラブコメのようなシーンも、上滑り感を割り切って見れば面白い。というか味。
    で最終的には風光明媚な背景(鎌倉)、音楽、キャラクターの設定などなどで総合的に感動させられた。
    良作だと感じた。
    OPは神。

    おもしろい記事を発見。ベジータ問題(罪と許し)という観点について。

    『エルフェンリート』 神戸守監督 異形への残酷な差別と罪と赦しの物語〜こんな腐った世界と人類を滅ぼさないのはなぜだろうか・・・
    https://petronius.hatenablog.com/entry/20090228/p1

    岩明均「寄生獣」、相田裕「ガンスリンガーガール」を連想。

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