ロボットとベッドの重量 [Kindle]

著者 :
  • 2012年10月4日発売
3.33
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (22ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 直木賞の直木三十五の作品は、あまりメジャーではないような気がする。
    代表作の『合戦』や『南国太平記』は、機会があったら読むことにして…非常に読みやすい本書を選びました。

    この『ロボットとベッドの重量』は、余命いくばくもないロボット技師の夏見俊太郎が妻のために肉体的に満足させるイケメンロボットを造る。
    この妻、世の男がほっとかないほどの女で、病中の夫がいるにもかかわらず愛人と密会してしまう男好き。

    冒頭、「お前、本当にーー心から俺を愛しているかい。」の夫のセリフは、なんて重い男なんだろうかと、この妻と同様にウンザリしてしまったが、自分が死んでしまったあとの妻を思うと嫉妬心で堪らなくなってしまうのだろう…わからなくもない。
    ロボット以外に、お前を渡したくないと霊魂の神秘さを秘めた、人間に近い精工なロボットを妻は気に入るが…。
    執拗な愛ほど怖いものはない。

    • だいさん
      >執拗な愛ほど怖いものはない。

      そう、
      思う。
      >執拗な愛ほど怖いものはない。

      そう、
      思う。
      2015/10/10
  • 直木賞は知ってても、直木三十五の小説を読むのは初めてです。
    なるほど。。。結構そぞーーっとする話で短編だけど引き込まれるね~。
    人間が機械に勝り、死んだ夫の執念が感情を持たない機械にあるのは、よく考えると気味悪い。
    機械に殺されたけど、その機械を作ったのは人間であり、やっぱり人間って怖すぎる。。。

  • 直木三十五ってこういうの(なんとSFじゃん)書く人だったんだ、意外。もう何作か読んでみよう。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1891年生まれ。1934年没。小説家、また脚本家、映画監督。早稲田大学英文科中退。 1923年『文藝春秋』の創刊に参加して文壇ゴシップ欄を担当。毒舌で話題を呼び,『由比根元大殺記』 (1929) ,『南国太平記』 (30~31) の成功で流行作家となった。32年には「ファシズム宣言」をし,国策的傾向の強い『日本の戦慄』で文壇に波紋を投じた。現在、エンターテインメント系の作品に与えられる直木三十五賞(通称「直木賞」)は、彼に由来する。

「2017年 『南国太平記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

直木三十五の作品

外部サイトの商品情報・レビュー

ロボットとベッドの重量を本棚に登録しているひと

ツイートする