人工心臓 [Kindle]

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  • 2012年10月4日発売
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感想 : 6
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感想・レビュー・書評

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  • 同じく小酒井不木の「恋愛曲線」の続きのような作品。最後の大どんでん返しで驚いた。なるほどという感じ。

  • 戦前に書かれたというのが信じられないくらい、なかなかハードなSFです。医学をしていた作者らしく、実験の進む描写が具体的に描かれており、作品全体を通して不気味さがあります。描写はわりとグロテスクなので苦手な人は苦手かもしれません。

  • 印象に残った言葉
    医学の最大の任務は、病気の治療にあるのではなくて、病気に対する恐怖心を除くにあると悟りました。
    恐怖があり、病気があり、死ということがあればこそ、人間に生き甲斐があるのかも知れません。

  • なるほど、この前読んだ『恋愛曲線』といい、こういうスタイルなわけね。なかなか驚かせてくれる。

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著者プロフィール

推理小説作家。東京大学医学部卒、医学博士。1890-1929.医学的・心理学的知見を駆使した作風で屹立。代表作に、「痴人の復讐」「恋愛曲線」「闘争」など。

「2017年 『疑問の黒枠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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