城 [Kindle]

  • 2012年10月5日発売
3.24
  • (4)
  • (8)
  • (6)
  • (4)
  • (3)
本棚登録 : 172
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (508ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 3度目の挑戦で読了。通算1000ページ以上読んでしまったが今は誇らしい気分。挫折の原因は堂々巡りと、散々説明されるんだけれど、K同様に町の常識が頭に入ってこないこと。これが文学だ!と言われても私には味わえなかったでいいや。今と時代が違うのもあるが、Kはなぜ城を去ろうとしないのか、なぜ他の場所で仕事を求めないのかと思ってしまう。手に職があるのなら用務員などせず自分を必要としてくれる場所を求めて去れと言いたい。でも簡単に行動できない現実も知っている。だからこそ、この堂々巡りがチクチクと針のように自分の心に刺さるのかもしれない。終わってホッとしてる。

  • 長くて辿り着けなくて未完。Kの理屈っぽさと右往左往っぷりが面白い。
    とある人が好きだと言っていたので読んだけど、途中でだれてしまってそんな自分に悲しみ。

  • 概ね人が想像するストーリーを粉砕するセンス

著者プロフィール

1883年プラハ生まれのユダヤ人。カフカとはチェコ語でカラスの意味。生涯を一役人としてすごし、一部を除きその作品は死後発表された。1924年没。

「2022年 『変身』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フランツ・カフカの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×