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- 本 ・電子書籍 (67ページ)
感想・レビュー・書評
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ニーナのように強く生きられたら!
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岩波文庫のかもめ・ワーニャ伯父さんを読んだ。
社交界への皮肉が強い。
「生活をしたことがない」のセリフがワーニャ伯父さんと共通する。
文士は作者の代弁者のようだ。
退屈と不貞の印象が作品を覆う。なんだろうこの気だるさは。 -
トレープレフが主人公とするか、トリゴーリンが主人公とするかで、見えかたが違ってくる。少なくとも、どちらかが主人公であると思う。更に、かもめという象徴的な存在がある。
作家が主人公になることによって、誰が書いているのかわからなくなるところも出てくる。そもそも戯曲は登場人物に語らせることによって、成立しているのだから、当たり前だが、それを前面に出しているところに、メタ戯曲のよいところが出ている。
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著者プロフィール
アントン・チェーホフの作品





