本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (67ページ)
感想・レビュー・書評
-
岩波文庫のかもめ・ワーニャ伯父さんを読んだ。
社交界への皮肉が強い。
「生活をしたことがない」のセリフがワーニャ伯父さんと共通する。
文士は作者の代弁者のようだ。
退屈と不貞の印象が作品を覆う。なんだろうこの気だるさは。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トレープレフが主人公とするか、トリゴーリンが主人公とするかで、見えかたが違ってくる。少なくとも、どちらかが主人公であると思う。更に、かもめという象徴的な存在がある。
作家が主人公になることによって、誰が書いているのかわからなくなるところも出てくる。そもそも戯曲は登場人物に語らせることによって、成立しているのだから、当たり前だが、それを前面に出しているところに、メタ戯曲のよいところが出ている。
全3件中 1 - 3件を表示