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感想・レビュー・書評
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古典部の三部作目。いよいよ文化祭が行われるが、まさかの怪盗騒ぎ。なかなか複雑な仕掛けでした。
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文化祭編といった感じか。読み応えがあった。文化祭自体の描写、特にワイルドファイアは勢いがあって良かった。
十文字事件は少し強引かなと思った。納得感が少ないというか。でも気まぐれな天才との差に愕然とする凡人がそれでも魅せられる様子が面白かった。それはホータローと里志の関係でもあるよね。 -
1巻から話題にあがっていた文化祭がついに始まる。発注ミスで大量の文集を抱えた古典部は、どうやって不良在庫をさばくのか。そして文化祭の裏側で発生した謎の盗難事件の行方は。
折木姉が日本に戻っていたことにまずびっくり。コロンボのかみさん扱いかと思っていた。
そして千反田の『好奇心から問題に首を突っ込むが、後は他人任せ』な性格を問題として扱ったことに二度びっくり。大抵のラノベでは、この手のキャラは"そういう性格のひと"で片付けられるため当人が反省することはないのだが、千反田の治すべき点として扱ってくれたことに安堵した。ぶっちゃけ千反田の性格が苦手すぎて古典部シリーズを敬遠していたので。
暗号については正直「ターゲットに伝える気あるのか?」と首を捻るような仕組みだったが(まあ読者向けだから仕方ない)、不良在庫のさばき方についてはお見事。 -
スピンオフ感が強くて何故だろうと思っていたら、読む順番を間違っていた。
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おもしろかった。
実は1作目も2作目もあんまり響かなかったんだけど、3作目にしてやっと入り込んで読めたってカンジ。
高校生たちの感情の機微も興味深かった。 -
古典部シリーズ第3弾。シリーズスタートから目標としていた文化祭がついに開催されます。苦労の末に出来上がった文集『氷菓』の販売を目標としていた古典部ですがまさかの誤発注で予定を大幅に上回る200部が目の前に…。このままだと大幅な赤字になってしまう古典部。4人のメンバーはそれぞれ完売に向けて動き出します。主人公、折木の役割は「販売員」。なかなか売り上げが伸び悩む中、文化祭には各部活のものを盗みだす怪盗十文字が現れます。十文字事件を利用して販売アップを狙う古典部メンバー。折木は安楽椅子探偵さながらに売り場をまもりながら情報を集めて真相に近づいていきます。果たして十文字はだれなか?その目的は?文集『氷菓』は完売するのか?文化祭の盛りだくさんな雰囲気が詰まった作品。張り巡らされた伏線が回収されるクライマックスはさすがです。
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人気の古典部シリーズの第3弾。今回は古典部が所属する神山高校の文化祭が舞台。在校生が千人っていう規模に驚いた。笑 今回読んでいて、古典部はいい4人組だなぁとしみじみ感じた。自分の高校の文化祭はこんなだったなぁとか振り返りながら読んでた。青春ですな
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古典部三作目。
文化祭またやりたいなぁ。高校生いいなぁ。