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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (410ページ)
感想・レビュー・書評
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東北大学法学部の学生が仙台で過ごす青春と事件。ありそうで、なかなか学生ではあり得ない設定が惹き付ける。春、夏、秋、冬とシーズンが巡り、仲間達が起こすそれぞれの事件や話題に惹かれる。
「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢のことである」との学長の言葉(あとでサンテグジュペリの言葉と判明するが)がこの小説の根幹であったと知る。
まさにその通り!
自分の周りを見回すと、人に助けられ、人のおかげで充実した自分がいる事に改めて気づくのだ。50歳を過ぎても、人のつながりで青春を謳歌することは出来るんだと改めて知る事となる。 -
高校時代に読んだなぁ。また読みたい
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伊坂作品で1番好きな素敵な作品
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ある大学生とその友人たちの群像劇。友人たちのキャラの強さが印象的でそれだけでも楽しめました。社会に対して不満を持ちつつも軸がしっかりしているグループで羨ましい友人たちだなぁと。終盤のワクワク感と友人たちのかっこ良さには脱帽。ホントつまらなかった・・・。なんてことは、まるでない。w