論点思考 [Kindle]

著者 : 内田和成
  • 東洋経済新報社 (2010年2月11日発売)
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (235ページ)

論点思考の感想・レビュー・書評

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  • Kindle unlimitedで目を引いたので読んでみた。
    論点、即ちビジネスにおいて解決すべき問題を適切に設定することでビジネスの課題を適切に解決する、という主題の本。
    如何に論点設定の適切さが問題の解決につながるかを実例をあげ解説したあとで、論点をどのように設定するか、設定した論点のうち有効なものをどのように選択するかの考え方を説明している。

    論理的に説明されており、役立ちそうに感じ、また読みやすい。

  • 一部の優秀な人たちは特定のテーマを学習するとき、一度にまとめて関連テーマの書籍を読むという。それって様々な視点から見て自分の中で構造化させるっていうことの他に、知識としての定着も図れるっていうのがあると思う。

    働き方改革≒生産性向上が求められる中で、生産性の高い人たちのコミュニティにいると、勉強の仕方も変えていかないといけないなと思う。

    学習の仕方が大事だなと感じる今日この頃。イシューから始めよ、グロービスの復習(ファシネゴ、ビジプレ、定量分析)を中心に年末年始復習して、ようやく、仕事の業務と結びついてきて、少しずつできるようになってきた感がある。

    その一環で昔読んだ論点思考を復習。

    ようやく論点というものがわかってきたので、論点をおさえながら思考できるようになっていきたい。程度の問題になると思うが、今年中にエレベーターピッチとか決められた秒数で説明できるようになりたい。

    以下、メモ

     論点思考は、仮説思考と比べると問題発見のための思考に近い。思考を進める中で仮説思考を使って問題も進化させる
     最優先で解決すべき問題を設定
     ジュリアーニ市長でいう道路の横断取り締まり。
     良い論点は、解決できて、実行できて、インパクトの大きいもの
     現象と論点の違い。起きた現象に対して、どこを問題として設定するか。全てを解決できない。
     与えられた問題を疑え。常に本当の課題を考えろ
     論点は、相手の真意(期待値)で設定すること。経営者は本音が異なる場合がある(息子に会社をつがせたくてもそのまま言わない)
     論点思考のステップは、洗い出し⇒しぼり⇒確定⇒全体像で見る
     論点は、環境で変化し、人によって異なり、進化していく
     論点は、仮説思考をつかってあたりをつける
     論点の筋の良しあしは、多くのオプションがあること、成功可能性が高いこと、リターンを期待できること
     検証や議論を通じて論点を明らかにする。ヒアリング等でプロービングをする
     一方で、クライアントの声を鵜のみにするな
     問題設定するとき、その現象は業界共通なのか、企業固有なのかという視点を持つこと
     視野・視座・視点を変えろ
     逆から考える、業界最下位だったら。現場視点、両極端にふる、ロングレンジ、自然界からの発想、日常生活、アナロジー思考、顧客視点、鳥の目・虫の目
     複数の論点を出せるように
     代替案を考えるときには上下左右の論点を出すこと
     自分の主張を明確に。相手の意見は自分の主張のどの部分を言っているのか明確に
     質問の仕方を使い分けろ(仮説をぶつける、選択肢をぶつける、オープンに聞く、ただに質問)
     人材育成には仮説より論点を。時には丸投げして失敗させることも重要

  • 第1章 あなたは正しい問いを解いているか
        すべては問題設定に始まる
        /問題解決プロセスにおける論点の役割
    第2章 論点候補を拾いだす--戦略思考の出発点
        論点思考の論点/論点と現象を見極める
        /論点は動く
    第3章 当たり・筋の善し悪しで絞り込む
        当たりをつける/「筋の善し悪し」を見極める
    第4章 全体像を確認し、論点を確定する
        プロービング(探針)を行なう
        /依頼主の真意を探る
        /引き出しを参照する/論点を構造化する
    第5章 ケースで論点思考の流れをつかむ
        ケース「原料費が上がっている。コストの問題
            を解決してほしい」と上司から指示された
    第6章 論点思考力を高めるために
        問題意識をもって仕事をする/
        視点を変える /複数の論点を考える/
        引き出しを増やす/論点思考の効用/論点と仮説の関係

  • 与えられた問題が正しいとは限らない

    あるデータ作成の依頼を受けました。あまり時間もかからないだろうと思って、特に考えずにその依頼に応えるべく、データ作成に取り組みました。当初の予定よりも時間はかかりましたが、作成して依頼者にお渡ししました。

    そして後日、依頼者が作ったそのデータを使ったまとめ表を見ました。その時、ハッと気付きました。依頼者は、データだけではなく、このまとめ表が欲しかったのだと。依頼される前によく聞いておくべきでした。

    次回依頼された時に「どうしてそのデータが欲しいのですか?」と深掘りして聞いて、依頼者が欲しいと思っているものを自分から提示できるようにしたいと思います。

  • 仮説思考と双璧をなす、ビジネスマインド養成の定番書。目の前の課題に対して「そもそもこれが本当の問題なのか」「何が真の問題・課題なのか」を突き詰めていく。

  • 対を為す書籍である前作の「仮説思考」は発売当時に紙の書籍で読み、その後数年経ってこの「論点思考」が発売されたことは知っていましたが、タイミングが合わず購入には至らず。その後Kindle版で安くなっていたタイミングで購入し、Kindle内積読本になっていました。

    前作は問題解決で、こちらは問題設定で使う知識と技術。普通は設定→解決という流れだと思うが、どちらが先でどちらが後というコトはなく、問題設定にも仮説思考は使われる。

    問題解決力が優れていても、論点設定力が劣っていると解決すべきではない問題に取り組むことになってしまう。

    如何に最初に適切な論点を設定するか。物事の見方という点で、考えさせられ、参考になる点が多かった。

    役に立つ内容ながら、文章は平易でサクサク読み進められる。

  • よく論点がずれていて結果が良くないことを経験していたため、本来の問題点を見つけるにはという課題に対し、アドバイスが欲しくてこの本を手に取る。論点を見つけるには、常に疑問を持つ。人の話を聞いてなるほどと思っても、思考を止めない。自分には不足しているところだ。また、論点を探るための手法やヒントが示されており、思考する上で、大変参考になる。習慣化できるように心がけたい。

  • 私のビジネススキルの基本or原点が、
    『問題解決』能力。

    転勤して新しい環境で仕事を行うに
    当たり、もう一度基本を見直すため
    に選択した一冊。

    ”問題解決のためには、解決すべき問題
    を正しく設定することが重要”というの
    が本書の主張。
    そのために"論点"を整備し、合理的に
    構造化するポイントが解説されている。

    文章・事例も大変解り易く良書。
    再読or読書メモとして、自分なりに整理
    したい一冊。

  • 問題の設定の仕方。ロジックツリーと仮説の検証の仕方。

  • 印象に残ったフレーズ。「問題解決時にまずは問題が正しいか?経営における最も重大なあやまちは、間違った答えを出すことではなく、間違った問いに答えることだ」(ドラッカーの引用ですが)
    スタートに正しい論点を設定することの重要性、イシューツリーを用いた思考、そして、一番大事に思えた"put yourself in his shoes"的発想のできる視座を持つこと。わかってはいても難しいが、今後改めて実践していきたい。

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