戦略プロフェッショナル シェア逆転の企業変革ドラマ (日経ビジネス人文庫) [Kindle]
- 日経BP (2002年9月1日発売)


- Amazon.co.jp ・電子書籍 (284ページ)
感想・レビュー・書評
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かなり昔に購入して一度読了していたように思うが、未レビューだったため改めて読了。
とにかく面白い!古い本であるが色褪せない。
やはり小説仕立てになっているので読んでいて引き込まれる。どんどん読み進められる。
そのストーリーの中に重要な考え方が散りばめられており、よくある理論本よりも納得感がありスッと入ってくる。
特に重要と感じたのは、セグメンテーションと優先順位の重要性と、戦略はシンプルで誰もが分かりやすくあるべき、という点。
とにかく面白い素晴らしい一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
事例を元に、戦略を描く事、実行する事の両面で話が描かれていてわかりやすい。
著者は日本の戦略コンサルタントの第一人者。 -
営業戦略を描く上で考える順番やかける時間などとても参考になりました
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チームの営業戦略などでもおすすめ
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2021.1.2
人生を変えるおすすめ本「サバイバル力を身に付ける本 9選」(元リクルート 全国営業成績一位、リピート9割超の研修講師)伊庭正康Youtubeより
https://www.youtube.com/watch?v=wU9gjEFBT6o
大学院の教授もおすすめ。読まないと -
フレームワークを実際の現場で使っている様子が分かり、とても勉強になった。
自身の営業にも当てはめることができる。
実話だがストーリー自体が面白かった。 -
企業再建物語だけど、特に4P戦略にフォーカス。
ある一つの新製品をケースに取って、基本的な4P戦略×STPでシェアを拡大していく。
強みを活かして新製品を開発したものの、次にどこにどう売っていけば良いか、を徹底的に議論。
特にセグメンテーションについて、マトリクスを用いて社内で徹底討議する事で、社内で共通認識を持たせ、納得感のある形で誰がどこにアプローチすべきかが明らかになっていく。
末端の営業社員は、そのセグメンテーションマトリクスに、具体的な顧客名を記載し、優先度に応じて営業を仕掛けていく。
その進捗をモニタリングするシンプルなツールを使う事で、キチンと方向にあった活動が出来ているかの確認や、改善を都度していくなど、徹底していく。
こんな活動が出来れば、戦略的=論理的にアプローチが出来る。
あとは熱量を持ったリーダーがそれに拍車をかけて、上手くいくよね、という話。 -
事業改善をどう進めてくかを主人公と一緒にロールプレイしていく流れ。1サラリーマンの自分としては割と身近な話でもあり、今まで所属していた会社と照らし合わせながらミステリー小説として読めたので、とても面白く感じた。
またビジネス書としてどのような考え方で事業戦略を練り、実行に移していけば良いのかの基本的な流れが知れ非常にためになった。
自分のような戦略に関わらない末端社員でも戦略レベルの話を意識することで会社の動きが把握しやすくなり、中間のようわからん指示内容も背景が掴みやすくなるからオススメ。
著者プロフィール
三枝匡の作品





