古事記 増補新版 (学研M文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • ネットのどこかで読んだんだけど、「日本人は日本の神話を知らないよね」みたいな内容。
    まったくだよ、自分の生まれた国の事に興味無さすぎだよな。
    そう思って読んでみました。

    この本はたまたま最初に見つけて買ったものです。
    現代語訳がとてもスムーズに理解でき、物語として面白く読ませて頂きました。
    天岩戸や因幡の白兎などのシングルカットされたお話が一つのコンセプトアルバムとしてつながった感じがしました。
    ただ、名前が覚えにくく登場人物(神?)の関連性がわかりにくく、何度もページを戻ったりして読みましたが、理解したとは言えない感じで読了。

    この後に漫画古事記や他の方が書いた古事記を図書館で読んでみたのですが、さらに難解だったり、しっくりこなかったり。
    最初に読んだ贔屓目としても梅原さんの古事記は読みやすかったと思います。

  • 読んでみたいと興味のあったもの。やっと読めた。
    知っている有名な部分やあまり知られていないところまでしっかりと網羅されていてとても楽しめました。
    書かれた方が古事記をとても楽しく、そして興味深く捉えていらっしゃるのが伝わってきてとても良かったです!

  • 読了。

    古事記(増補新版) / 梅原猛 【Kindle】

    Kindleストアで週間セール時つい購入して、ちまちまと読み続けて先ほど全部読み終えた。

    古事記内は個々に有名な部分がありますし、他の物語に借用されてる部分でもあるのでまぁなんとなくはわかりますわね。
    アマテラスさんとか
    スサノオVSヤマタノオロチとか
    因幡の白兎とか
    ヤマトタケルとか
    きっちり古事記読むとへーとかそうなんだーとかになります。

    名前だけは知ってるが何してた人?
    邇邇藝命(ニニギノミコト)とか名前は知ってるけど実際は?
    という状況には答えが見つかった感じです。
    他はタケミカズチやオモイカネなど
    (ゲーム女神転生からの情報くらいですがね)

    んで
    著者のまとめがとても面白い。
    増補新版の増補部分ですね。
    歴史書でありながら宗教書でありかつ律令体制への布石の書でもある的な。
    アイヌ語が日本語の祖である場合の古事記に訳した場合(一部のみ)とか
    たいへん面白い内容。
    一番真剣に見てた気がするw

    なんか古事記に関する本が最近多く本屋に並んでるのを見たのは、新解釈が出てきたからなのかもしれないですねぇ。

    面白かったです。

  • 通して読んだのは初めて。もっと早く読んでおくのだった。描写が妙に詳細なところと、重要な出来事なのにさらっと終わっているところの濃淡は、きっと、「編者」の意図が反映されているのだろうなぁ。

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著者プロフィール

哲学者。『隠された十字架』『水底の歌』で、それぞれ毎日出版文化賞、大佛次郎賞を受賞。縄文時代から近代までを視野に収め、文学・歴史・宗教等を包括して日本文化の深層を解明する〈梅原日本学〉を確立の後、能を研究。

「2016年 『世阿弥を学び、世阿弥に学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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