カラスの親指 by rule of CROW’s thumb (講談社文庫) [Kindle]
- 講談社 (2011年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (414ページ)
感想・レビュー・書評
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読み終わって初めてわかる。全てがペテンだった。ペテン師がいつの間にか逆に大掛かりなペテンを仕掛けられていた。そんな話しなのだが、読み終えてほっこりした。
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最後に3回位驚きがあって、おもしろかった!
最初がちょっと退屈だなと思ったけど、最後に伏線回収されていて最初のところもいい味になっていた。
タイトルの親指の意味「親指だけが正面から他の指を見ることができる」っていうところにじんわり感動。
ヤクザに関わって家族を殺されたり、詐欺の話なのに全体的にほんわか優しい世界だった。 -
悪質な闇金・債務整理屋に人生をメチャクチャにされた4人とその恋人(武沢、テツ、まひろ、やひろ、貫太郎)の5人が、恨みを晴らすため債務整理屋に仕掛けるコン・ゲーム。
途中から心臓バクバク、ハラハラしどうしだった。そして、あれ、何だか呆気ない幕切れだなあ、と思ったところから大どんでん返しが…。本作の展開を始めから思い返すと、確かにね。主人公とともに読者も気持ち良く騙された!-
こんにちは♪
お久しぶりです!
沢山のいいねをどうもです。
カエルの小指、読んでいるようですね。以前、図書館で借りたのですが、途中で返却して...こんにちは♪
お久しぶりです!
沢山のいいねをどうもです。
カエルの小指、読んでいるようですね。以前、図書館で借りたのですが、途中で返却してしまいました。また読みたいと思っています。
私は昨日、白鳥とコウモリを読み終わったところです。数日後にレビューをupします。よろしかったら御一読を。
こちらは雨が落ち着いたところでしょうか?
西日本の雨雲が早く移動してくれればと思います。
(^▽^)∥2021/08/17 -
コメント、有難うございます。当方、夏季休暇中ですが、コロナ禍で外出もままならず、引きこもって読書に勤しんでおります。「カエルの小指」、読み終...コメント、有難うございます。当方、夏季休暇中ですが、コロナ禍で外出もままならず、引きこもって読書に勤しんでおります。「カエルの小指」、読み終わったら感想アップします(「カラスの親指」ほどのインパクトはなさそうな…)。東野圭吾は最近すっかりご無沙汰です。是非、感想拝見させていただきます!2021/08/17
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ブクログのフォロワーさんの評価が高かった詐欺師の話。
道尾秀介さんの作品は初めてになります。
詐欺師の主人公とそこに次第に集まるおっさん、若い姉妹と、擬似家庭のような話で心温まりつつ、次第に大掛かりな詐欺を仕掛けていくことになる。
最後のどんでん返しは予想できず、『え、そうなの…』と意外な展開。
映画化もされているそうで、確かに映像にしやすそうな内容。
読みやすく(聞きやすく)、純粋に面白い作品。 -
この作家に珍しい大団円
こんな詐欺師に騙されたい
続きもあるのでいつか読もう -
全部作者の手のひらの上だった!!まんまと騙されました!!
騙されたのにすごくスッキリした気持ちになる。
最終章は涙が出そうだった…
続編も早く読みたい! -
道尾さんはお初の作家です。
シリアスな話かと思っていたら笑い話。
最後はほっこりして良かったです。 -
オーディブル:昔読んだことあるけど完全に内容忘れてた。これでもかというくらいの伏線回収は流石だけど、今の自分はそういうの求めていないことが読んでみてわかった。若いなら大好き
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借金を肩代わりしたことをきっかけに人生が狂ってしまい、もう、損な生き方はしないと、詐欺師として生きる道を選んだ武沢。同じように、借金取りに追われ、家族を失った相棒のテツ。
自分が解散に追い込んだ借金取りの組織からの報復に怯えながら、素性を隠して暮らしていたが、ある日、たまたま出会った3人と共同生活をすることに。
そして、共通の敵である組織をペテンにかける計画を立てるが・・・
ラストのどんでん返しにはすっかり騙されました。伏線はたくさんあったのに、全然気がつきませんでした。
優しさ溢れる壮大なペテンで、爽やかな読後感です -
ミステリー小説の類いはあまり読んだことがなかったが、とてもおもしろかった。最後はそういうことだったのかと。作者の他の小説を読んでみたい。
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詐欺師が主人公の感動ミステリー。こっちも、しっかり騙されました。
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Audibleで読みました。
読みやすいミステリーでした。
異様な構成の5人家族がヤクザから一本取ってやろうと画策するお話。宮部みゆきさんの『火車』のように消費者金融の闇が照らされています。物語のキーパーソンが分かりやすいので展開を読めた気になっていましたが、ラストの凄まじいひっくり返しで一本取られました。
てっさんのキャラを通じて、コミュニケーションにおけるウンチクの大事さを改めて認識しました。人に語れるクオリティはなかなか身につかないものですよね。 -
面白かった。途中のスリリングなわくわく感。ちょっと切なさが残るものの心が軽くなるような読了感。無茶苦茶良かった。
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道尾さんの作品を読み始めるきっかけになった本。世の中でいう詐欺師は悪者のイメージだけど、本書は良い悪者って感じ。最後はまさかだったなぁ。
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途中読みたくなくなって、やめようかと思ったけど意地になって読んだ。最後はとてもスッキリした。けれど途中の気分の悪さが私にはきつかった。
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どんでん返し系
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闇金やトサカの描写は不快感極まりないが、半グレから追われる恐怖感、緊迫感で、とてもハラハラしました。
そして最終章で物語が一変する。
まさかのテツさんに騙されました。
読後感最高の一冊。
向日葵の咲かない夏は好みじゃなかったけど、この作品はとても良かった。