佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 別の本で見た何も物がないオフィスがあまりのインパクトで記憶してたので、そんな人がおっしゃるなら、と読んでみました。情報を削ぎ重要な要素を抽出する彼のデザインに通底する考え方で、デザインとは生き様である、と敬虔な気持ちにはなりました。ただまあ真似はできない。

  • 多分10年以上積読していた、こちらの本を今更ながら読んでみました。
    佐藤可士和氏の仕事っていうのは色々なところで目にするのですが、いつの頃からかよく目にするようになってすっかりタオルの高級ブラントのようなイメージが定着している「今治タオル」もディレクションされていたってのは知らなかったです。

    エッセンスは時代に縛られるものではないと思いますが、いかんせんスマホが一般的になる前の本なので、アナログな話も多く、スマホを持たれることで色々とアナログなモノが整理されているであろうことを考えると、現代版があれば読んでみたい本です。

  • デザインもクリエイティビティあふれる整理術

  • 佐藤可士和さん一作目の著作。
    空間の整理、情報の整理、思考の整理に関する具体例とノウハウが解説されているが、全てに一貫する基本的な思想は、持っているモノを全て並べて、優先順位をつけ、他を捨てること。
    シンプルさの極致には優先順位付けと捨てる勇気があると理解した

  • 「佐藤可士和」の「超整理術」のタイトルを見て、空間的な整理整頓の極みの話かと思い読み始めました。

    しかし、空間的な話に留まらず、情報や思考の整理について多くのページが割かれていて、「整理自体が何よりのエンタメ」と著者が語られていることが腑に落ちました。

    「答えはいつも相手の中にあり、それを引き出すために相手の想いを整理する」というのは、仕事の進め方だけではなく、部下のマネジメントにも通じる話でした。

  • 根源・本質まで迫るためにとことん整理していく。
    捨てることの難しさよ。

    リアリティをもった「状況把握」
    気付きを得るための自分なりの「視点導入」
    登る山を決める「課題設定」

  • 長机の上に何もないオフィスが取り上げられていた新聞記事が印象に残り、本書はたまたま図書館で見つけ、参考になればと手に取った。
    「整理術」と聞くとよくあるテクニックとかハックが並べられている本を思い浮かべるが、本書は違う。
    かなり、本質的なところから、攻めようとしていると感じた。確かに、「超」整理術なのだ。

    まだ自分が意味を噛み砕くには、時間がかかりそう。

  • 考えていたことが言語化されていた。
    迷ったときに読み直してもいいかもしれない、基本に立ち返れる。

  • 15年ぶりぐらいに再読。
    今読んでも大事にしたいことがあるし、物を持たないことが何をもたらすかということがわかった。

    佐藤可士和展を訪れて久しぶりに読みたくなった一冊。

  • ・視点を引いて客観視する
     (自分、相手、第三者の視点など)
    ・思い込みを捨てる
    ・自分や相手の考えを言語化
    ・仮説を相手にぶつけて検証&修正

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著者プロフィール

■佐藤 可士和(サトウ カシワ)
クリエイティブディレクター。博報堂を経て「SAMURAI」設立。
主な仕事に国立新美術館のシンボルマークデザイン、ユニクロ、楽天グループのブランドクリエイティブディレクション、「カップヌードルミュージアム」「ふじようちえん」のトータルプロデュースなど。
近年は武田グローバル本社、日清食品関西新工場など大規模な空間デザインプロジェクトにも多く従事。
文化庁文化交流使(2016年度)、慶應義塾大学特別招聘教授(2012-2020年)毎日デザイン賞ほか多数受賞。
2021 年春に国立新美術館で「佐藤可士和展」を開催予定。

「2021年 『佐藤可士和の対話ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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