ふたりの距離の概算 「古典部」シリーズ (角川文庫) [Kindle]

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  • 夜のピクニック古典部編といった感じの話。
    日常のミステリーを少しずつ積み重ねて解いていく緻密さは読んでいて心地よい。とは言え、大きな謎であったかと言われるとどうしても頷き辛い。
    キャラクター小説はキャラクターへの魅力がなければ引き込まれづらい。そのせいか個人的に大日向さんのキャラクターにイマイチ共感や感情移入ができず、どうしても話としては流してしまいがちになった。一つ一つのシーンが関係してきて、ああ、あれが伏線になっているのか。という面白みは相変わらずなので、ハッピーエンドとは言えないかもしれないけど読後感も悪くなく、読んでおいて損はない作品とは言える。

  • 奉太郎が走りながら大きな問題を解決していく中で関係するエピソード回想でも謎解きが織り込まれていて楽しく読めた。

  • アニメ版になかった続き。

  • 事件を回顧しつつ紐解いていく、マラソンをしながら。なんとなく青春。
    学園モノで人が死なないので事件性は弱いけど伏線や軽い謎を挟みながら飽きさせず上手く繋げている。千反田さん人が亡くなる話嫌だって言ってたしね。
    終わり方もいい

  • なんなんだよ、これ(ほめ言葉)。
    蓬の団子も嫌いじゃないんだよ、てやんでぇ。

  • 今回は古典部メンバー<大日向ちゃんという感じでしたね。

  • これで現在発売されている古典部シリーズは読了。この作品はアニメには入っていなかった長編です。ここまで読んでみて、全体的に長編を中心に小説版の方が楽しめました。古典部シリーズというと、日常の些細な謎を推理で解き明かそうとする話が多いのだけど、明かされる答えが他愛もなさすぎて地味な印象が強いのだけど、アニメだとその地味さが際立ち過ぎてしまう反面、小説は地味でもうまく成立しているというか。シリーズ自体はまだ続くようなので、続きが出る分には追いかけてしまいそうです。

  • 再読。シリーズの真骨頂。背筋の震える読書体験でした。
    問題提起から始まり、ミステリとしては「さぁ問題を解いてください」と言わんばかりの親切な立ち上がりだった筈です。
    それが幾ら読み進めても、目を皿のようにして描写を拾い集めても、何が糸口なのか、そもそも求める答えに関係のあるエピソードなのかすら解らない。
    そんな状況で解答編まで辿り着いてしまった時の悔しさとも感嘆ともつかない気持ちと言ったら!
    殺人の動機の様な解りやすい感情や事情ではありませんが、高校生の日常がテーマなので充分。
    卒業まで続けて欲しいシリーズです。

  • これのアニメも観たいー。
    マラソン大会、地味に好きやったなあ。

  • ホータローの探偵体質には毎度恐れ入る。
    一見日常の出来事をショートストーリー的に挟んでいるだけと思いきや全部繋がってる。
    そこの関連付ができるのは省エネ思考故か…

    大日向良いキャラだっただけに終わり方が惜しくてしょうがない。
    ふたりの距離の概算というタイトルも最後の大日向との距離に関してはほんと計り知れない距離を印象付けられた。

    また距離を詰めてほしいものだ

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著者プロフィール

1978年岐阜県生まれ。2001年、『氷菓』で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で日本推理作家協会賞、14年『満願』で山本周五郎賞を受賞。『満願』は同年の年間ミステリランキングで三冠をとるなど、話題を呼んだ。近著に『王とサーカス』『真実の10メートル手前』『本と鍵の季節』などがある。

「2019年 『いまさら翼といわれても』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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