あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫) [Kindle]

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  • KADOKAWA / 角川書店
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  • 最初から最後まで苦しい気持ち。

  • 前に一度文庫本で読んでいるけど、旅先でのお供にとKindle版を購入。

    角田光代が初めて書いた恋愛小説で、いまよりも少し若かりし頃の彼女の恋愛観が反映された物語なのだと思う。
    ひとりの女性の17歳から32歳までのさまざまな出会いを描いているのだけど、いまの自分に比較的近い年齢だからか、なんとなく身につまされる気が……。

    どちらかというと、男性よりも女性のほうが入り込みやすいかと。
    そして、まっとうな恋愛を重ねている人にもわかってもらえないと思う(苦笑)。

  • 『だれかを好きだという気持ちの出所はいったいどこだ。嫌いな点や食い違っている点を幾つあげても嫌いになれないのはなぜだ。私じゃない、だれか、たとえば神さまみたいな人が、そうしむけているに違いない。そのだれかが、もういい、もう終わっていいと言うまで、私は熱に浮かされたようにきっとこの男を好きでいる、そうするしかできないのに違いない。』

    心の隙間を、恋愛で埋める主人公。でも、埋まらなくて。同じ事の繰り返しで。いくつになっても、満たされなくて。
    でも、主人公に妙に共感してしまった…。

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