誘蛾燈 (角川文庫) [Kindle]

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  • 舌。 大好き。
    横溝正史の中で1番好き。目眩がする程好き。

  • 『妖説血屋敷』
     殺害された叔母。遺産相続人だった少女にかかる容疑。しかし、犯人と名乗る男の自殺。殺人事件の真相は?

    『面』
     老博士の妻と恋に落ちた男。しかし妻は博士から逃げられないと言う。博士が作り上げた女とは?

    『身代わり花婿』
     ある貴族依頼で花婿の身代わりになった男。花嫁に本気で恋をしてしまい・・・。

    『噴水のほとり』
       噴水のほとりで噴水の音を聞き少年が聞いた殺人事件。犯人を特定するが・・・。

    『舌』
     人間の舌を販売している店。その舌の持ち主にまつわる話。

    『三十の顔を持った男』
     ある雑誌社で企画された探偵ゲーム。期日以内に変装した男をさがしだせ。しかし、その男が殺されそっくりな男が現れる。

    『風見鶏の下で』
     妾として囲われる女。かつての住人が使っていた秘密の部屋を見つけ、そこに住んでいた男と出会い恋に落ちるが・・・・。

    『音頭流行』
     やらせコンテストに協力する女。しかし、そのコンテストに夫に捨てられかけている女が出場し・・・。

    『ある戦死』
     戦死した友人。そして残された人々の恋の話。消えた恋人の真相は?

    『誘蛾燈』
     男を誘い込む女の部屋の光。かつて無実の罪に落された男の弟の運命は?

著者プロフィール

1902 年5 月25 日、兵庫県生まれ。本名・正史(まさし)。
1921 年に「恐ろしき四月馬鹿」でデビュー。大阪薬学専門学
校卒業後は実家で薬剤師として働いていたが、江戸川乱歩の
呼びかけに応じて上京、博文館へ入社して編集者となる。32
年より専業作家となり、一時的な休筆期間はあるものの、晩
年まで旺盛な執筆活動を展開した。48 年、金田一耕助探偵譚
の第一作「本陣殺人事件」(46)で第1 回探偵作家クラブ賞長
編賞を受賞。1981 年12 月28 日、結腸ガンのため国立病院医
療センターで死去。

「2022年 『赤屋敷殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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