小栗旬君の初めての映画監督作品であり、今回読んだのは、その元の脚本を小説化したもの。
男子高校生5人組が繰り広げるドタバタ青春劇。
彼ら5人は、唐突に音楽に目覚め、バンドを始める。しかし、文化祭が急遽中止になったことを知り、学校側に対抗すべく、ある大胆な行動に出る。
それが後々、彼らの人生を大きく狂わせることになる。
物語は、高校時代、そしてその3年後を行き来する。3年後になってもまた、事件に巻き込まれ、相変わらずドタバタを繰り返すのだった。
まとめるとこんな感じだ。ひたすらノンストップでシーンが変わるのはリズミカルだったし飽きさせない工夫がされていて良いと思うんだけど、胸をうたれるようなジーンとくる場面や、印象的なシーンが乏しかったように思う。
でも、綾野剛君が好きなので、映画は気が向いたら見てみようと思う。